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2011年 5月5日から 14日まで Florida キーズでのターポンフィッシング

第一章 スタート

第二章 信じられないことが起こりました! 巨大ターポンヒット!!

 

 


第三章 全身筋肉痛 その後(現地からの報告)

 

2011年5月8日

全身筋肉痛

握力がない

肘が痛い

フライロッドがもてなかった。

この日は休憩

朝からユウタロウがお立ち台に立った!

 

全くの無風になり、景色は最高なのですが魚がこないのです。

水温は25度

フロリダのターポンを釣るベストシーズンは、6月

ジェルソンをはじめ私たちの仕事の都合で、5月に来ているのですが、

水温は低く、魚の数はベストシーズンの半数以下

この日は、朝8時から魚を探し走り回ったがほとんど見られなく

午後からいくつか見たが、ボートより15m位で魚はスプークし、

ロングキャストをすれば、ラインの着水音で逃げてしまう。

とても難しい状況でした!

夕方、ロングキーのパーク前で、ユウタロウのフライに付いてきたものの

リトリーブスピードがほんの少し速かったようで、フライを吸い込むことなく

この日の釣りは終わった。


2011年5月9日

この日も まだまだ 全身筋肉痛

年か?

この釣りを行うには、ジムへ通い、筋力アップを図る必要がある。

甘くない・・・・・

体を日々鍛えなければならないと痛感した!

握力がない。肘が痛い。何カ所も湿布を貼った。

情けない・・・・・・

 

またまた、フライロッドが重たく、休憩が中心。

一緒に来たのがユウタロウでなければ、昨日もこの日も休憩でキーウエストへ観光に行ていただろう。

しかし、まだまだ多くのことを教え込まなければならない。

体で覚えなければ、とっさの判断に体は動かないのです。

 

フロリダキーズの釣りでも、オーシャンサイドといわれる

アトランティックオーシャンでのきれいなフラットでのサイトフィッシングは

とても難しく、一番ステイタスな釣りとされている。

しかし、キーズのターポン釣りはそれだけではない。

今回5年ぶりに来たのは

アイラモラダからメキシコ湾側へ来たところの

ナインマイルバンクといわれる

メキシコ湾側です。

ここは簡単に釣れる場所。

ここのターポンは、フライを食べやすく、一般的にはここで釣りをしている人が多いのです。

今回は、練習もかねて、メキシコ湾側を見に来たのです。

しかし、

朝8時から午後3時まで、探し回ってみたが全くと言っていいほど魚がいないのです。

潮の関係でしょうか?

ジェルソン最後は

「いつものフラットへ戻ろう!」

「よし行こう!」

40マイルで水面をかっとんで移動

すると、ダックキーのオーシャンサイドにはターポンの群れがいたのです!

興奮しました!

4〜5回は、魚を見て、チャレンジしていたとき

1匹の魚がフライを見て吸い込んだのです。

よし!

その魚は、ラインの方向に反転し

ラインの方向に泳いでくるためにユウタロウにはテンションがかからない!

通常は反転するまで待ち、ラインを持って行くときにフッキングですが

持って行かないのです。

ユウタロウは船縁を走った!

なんとかテンションを保ち、魚走りリールからラインが引き出されていった!

ロッドは曲がり、どんどん引き出されていくライン

しかし、ドラグを閉め始めた直後、ラインから生命感は消えた。

たるむライン。

「やられた〜!チックショー!」

ターポンは、フライを吸い込み、口の奥深くにフライが刺さってしまったのです。

魚が反転しフッキングする場合は、魚の口外側ぎりぎりにフッキングできるのですが

鱒や鮭のように口の中にフッキングしてしまうと、60lbのラインでも簡単にきれてしまうのです。

なぜターポンはフライを吸い込んだ後ライン側に来たのか?

運が悪かった。

あそこまでしっかりと吸い込まれて口の奥にフライが刺さってしまったなら、どうしようもないのです。

残念としか言いようがありません。

難しい、この釣りは本当に難しいのです。

夕方はキャスティングの練習

疎く強い夕日を見て、その後は

 

何が重要、どうしたらよいか?

毎日ノートへ書き込み勉強です。

練習練習練習!

修行の日々が続きます。


2011年5月10日

ようやく手に力が入るようになってきた

しかし

#11ロッドを振り回すとすぐに肘の筋が痛くなる

まだまだ全快にはならない。

心もある程度は満足していることもあり

ユウタロウに教える方が先決なのです。

若干25歳でこの釣りを覚え、

今年で2年目

横でワーワー叱られ、多くのことを注意される

ジェルソンの教えは的確で、私までが勉強させられる。

勉強、勉強、勉強

頭ではいろいろなことがわかっているのです。

これ、誰でも同じで、口で言うのは簡単なこと。

瞬時に物事を判断し、的確に行うこと。

その、行動が! 体が!

頭ではわかっていても、思うように動かないのです。

徹底的にやって、

ハイプレッシャーの中で、体で覚えることしかないのです。

プレッシャーのない状況では、誰でもやれます。

ハイプレッシャーにどう打ち勝ち、体を思うように動かすかが重要なのです。

 

 

この日は朝から強風、魚の数は少なく、厳しい状況でした。

そこで

ボートをアンカーで停泊させての釣りとなったのです。

そんな中、ジェルソンが先端で釣りをして

後ろ側ではユウタロウが釣りをする方法をとったのです。

夕方、ベストな位置に魚が回遊し

ジェルソンがキャスト!

見事な距離

位置、角度、タイミングすべてがそろったのです。

直後にヒット!

白銀の巨体は強烈なジャンプをしてボートの近くでジャンプ

その後30〜40m付近でもう一度飛び

さらに100m付近で、3回目のジャンプをして、フックは外れてしまった。

完璧なフッキング、

すべてが完璧だったのですが

フッキング位置が悪く、口の固い部分にフックポイントが当たり

深く刺さらなかったのでしょう。

しょうがないことなのです。

 

この釣りは、完璧を繰り返さねばならないのです。

見事でした。


2011年5月11日

この日もユウタロウに勉強させた。

そして、フライを食わせることに成功しかし・・・・


2011年5月12日

この日もまたまた、ユウタロウに勉強させた。

そして、午後から、見事にフッキング

3回のジャンプ!

 


2011年5月13日

とうとう最終日を迎えた。

今年は多くのことを学んだ。

後1時間後には出船です。

 

毎日忙しく、釣りが終わってから仕事の打ち合わせ・・・

今回のアトランティックオーシャン・サイドで巨大なターポンを釣り

いろいろな方が認め注目し、協力してくれるようになり、

Kencube Net Shopで今後かなりおもしろいものを販売することができるようになりました。

皆様が喜ぶほどやすくよいものが次々と入荷してくることになります。

 

釣りの話も多くのことを現地で書きたかったのですが

時間がなく、

詳しくは、帰国後アップいたします。

 

 

2011年 5月 15日 帰ってきました!


小型の竜巻発生!

トルネードの出来はじめのようなものに巻き込まれ、これで終わりかとビビリました。

 

 

5月12日 この日はいつもより空が白く、薄曇りのような朝だった!

午後を過ぎた頃よりだんだんと雲が多くなり黒い雲の固まりが近づいてきたのです。

かなり早いスピードでした。

 

あっという間に進行方向は曇り空になってしまったのです。

 

逃げよう!

 

5年前、ジェルソンは大きな竜巻が接近し、必至になりフルスロットルで、進む方向を交わし逃げたと言う話を聞き

その前は、私もKey Westの沖へ出た時に3つの竜巻を遠くに見た事があり、この日も少し警戒をしていたのです。

「kenjiさん これおかしいよ! 逃げた方がイイじゃない?」

急に風が強くなり、だんだんと白波が近づいて来るのです!

 

私たちは、嫌な予感がして急いで帰る事にしました!

「なんかやばそうだから、ジェルソン急いで帰ろう!」

そう言いながら、ホテルがある方向へ走り出した。

 

ボートで走り出した時の水面はこんな状態だったのです。

だんだんと雲が近づいてくるにつれ、風が強くなってきました!

 

前方を見て 少しビビリました!

飛んでもない強風がやってきたのです!

「これヤバイぜ!」

私たちは、前方の左に見える橋をくぐらなければホテルへは帰れないのです。

その右には、1箇所だけ 白く水しぶきが上がっていました!

「kenjiさんアレおかしいぞ!アレ右行くから私たち左へ!」

「凄い波!風!水しぶき!逃げろ!」

 

 

トルネードは、大型のものには発達しなく、無事に私たちは逃げ帰れました!

ずぶぬれでした。

 


第4章

Experience
エクスペリエンス

只今執筆中!