kencube


2013年蒲田川

2013年2月から3月4日までキューバへ行っていて(キューバ釣行記

3月1日の解禁には行くことが出来なく

帰国から3日後の3月7日、蒲田川へ行ってきました!

 

K・Bullet #11 極 をフルキャストして

ショックリーダー80lbで強烈なフッキングと強烈なファイトを続けてきて

その3日後には

K・Bullet LS#2 ティペット0.25号での釣りであり

このギャップは大きく、

キャスティングは出来るであろうか? あわせ切れを起こさず、フッキングできるのか?

少々気になっていたが、今年の蒲田川はどんな状況なのか?

そして楽しみにしていたのは

スーパーFloatスプレーの効果をフル発揮!出来る事。

さらには、新作のフライのテスト!

 

いろいろなことを目的に行ってきました!

ロッドは K・Bullet LS#2

ラインは、シューティングスペイラインS#2

リーダーは KenCubeステルスリーダー 6X 9ft

ティペットは、GM 0.25号 1m

蒲田川は、水コケが多く、ロングリーダーロングティペットは不要の川です。

ここ最近、長くすればよいような風潮もありますが、今回私が使用したリーダーシステムは、全長12ft

これが基本で、追い風の日は少し長くし、広いプールではティペットを継ぎ足しさらに長くするよう調整をします。

今回は、全長12ftのみでの使用で、さほど長いリーダーシステムを使用しなくとも、以下のように沢山の魚が釣れました!

むやみに長くすれば、扱いにくくなり、フッキングが出来なかったり、あわせ切れをしたり、リーダーに水コケが付いてフライが沈んでしまったりトラブルが増えるばかりなのです。

風向き、渓相、ポイントの状態にあわせ、長さを調整し、自分でコントロールしやすい長さで釣りをするのがベストなのです。

 

蒲田川に到着し、しばらくすると小さなライズを発見!

20cmに満たないヤマメでしょうか?

フライをキャストしてみますと、もの凄い勢いで「ピシャッ!」

あまりにもの早さにフッキングが出来なく驚きました。

「何これ!」「メチャクチャにスレているじゃん!」

解禁から7日目、多くの人が連日入って魚はスレスレになってしまっていることがわかりました。

さすが蒲田!スレスレ魚。心して掛からないとひどい目に遭うであろうと思いながら次のライズを探したのですが、一向に見つかりません。

そこで次のポイントへ移動しようと動き出したのです。

先日まで海でサイトフィッシングをしていた影響なのか、いつになく川底が見え、目が勝手に魚を探してしまうのです。

その瞬間、流れの中の底に、魚の影が見え、岩の横で右に左にと揺れているのが見たのです。

「これはデカイ!」 凄い物が見えたことに興奮しました!

絶対に釣るには、100%ミス無く完璧にフライをドラグフリーで流せる位置を確認し、キャストがしやすい位置へ移動し、背を低くして身を隠し、タイミングを待った!

しばらくは動かなく、魚に警戒心を与えないで、タイミング待つのです。

そして、リーダーにスーパーフロートジェルを塗り

ティペットには、リーダーシンク

フライはスーパーフロートスプレーを塗り

完璧な準備をした!

この待っているときのドキドキ感! 最高です!

先日ターポンを発見し、サイトで釣ってきたときと同じような感じですが、ターポンやソルトのサイトは素早く見つけ即キャストしなければならなく一瞬が勝負です。

しかし、この場合は、時間がありいろいろと準備が出来るから、ドキドキ感じる時間が長い!

これ今年初の渓流での大物ですから、かなり興奮し、緊張した!

「絶対しくじるなよ!!」そう自分に言い聞かせ、完璧な準備をした!

そして、魚の影が流れの中に入ったとき、フィーディングレーンを外さず、ピンスポットへフライを着水させた!

すると、魚はゆっくり浮いてきて、ヘッド&テールでフライを吸い込んだのです!

「ピシッ!」 軽く素早くフッキング!

「ドバドバドバドバ・・・」

水面で大暴れをしたので、一気に引き抜いて岩場から浅瀬へ引き出した!

ヤマメ系の大型魚は、フッキングさせると、まずは頭を振りローリングを行う!

ここで釣り人がひるむと、魚は幅広の体高と大きなヒレで流れを受けて、強烈なスピードでハイパワーで走るようになる。

ひるんではダメなのです! フッキングさせた場所には岩が多くあり、ここで走られたらラインブレイクの可能性が高い!

瞬時に対戦場所は判断する。

ローリングで暴れているときは、空気が魚を包み、ヒレや体で水を受け大暴れをしても、空振りに近い状態なのでパワーは全くない!

この時がチャンスなのです。

しかし、ロッドがグラスや竹、カーボンでもスローなものですと、このコンコン・・・という素早い振動にロッドがついて行けなく、ラインにたるみが出来てしまうとフックが外れバレてしまうのです。

でも LSなら安心です。このロッドの俊敏さは天下一品!

バットパワーで一気に引き寄せ、プールの開きの浅瀬まで来たときにヤマメは走り出したのです。

暴れているうちに引き出したことが大正解!

 

2013年解禁初の蒲田での1匹目は

32.9cmの見事なヤマメでした!

35cmはあるかも?と思えてしまいましたが

メジャーで計測してみると、メジャーが縮んだのか?

32.9cm尾びれをいくら伸ばしてもあと1mm足りない

普通に計測したら33cmか?

 

この魚、思ったより体高があり、手で計測したならば、かなり大きく見えました。

最近は計測していない話が多く、何センチを釣ったというならば、しっかり計測して欲しいものです。

一発目の大物を上手くフッキングできた事より

タイミングなどかなり調子よくなり、

その後、今回のシステムで連発!

今回釣れた魚の写真全てです。


2013年新作フライ


今年の蒲田は水温が高くこんなにヒゲナガが出ていた。

プールの開きでは、スレスレのマッハ達が

激シブライズをする。

釣り人が通った後、10分もすればまたライズをし

釣り人になれている強者が多い。

流れのほとんど無い場所で回遊しライズをする。

ゆっくりとフライを見に来て、鼻先で突っついてサーッと逃げていく魚もいて、フライの性能が問われるから面白い!

こんな魚も、爆釣出来る新作フライが完成した。

2013年新作フライ

見事なサイズのイワナが多く 22cm〜30cm位が良く釣れた。

この魚は30cmまでは無かったですがかなり大きく、この後写真を撮ろうとネットから出したらティペットを切って逃げていった。

ライズのタイミングを待つ友大郎

ヒット! 尺越えイワナ?と思えたが、計測したら29cmだった。

かなり走って楽しい釣りをした。

今回釣りに来て、多くの方達にお会いしお話を聞きますと、

解禁7日目ともなりますと魚もかなりスレてきており、一筋縄では釣れない魚が多くなってきていて、なかにはかなり難しい魚がいると皆さん言っておられ、苦戦されていた方もいられました。

そこで、このきびしい状況の中でも、気持ちよく釣るには、多くの技が必要なのです。

そのことについてお話ししましょう!

 

釣りにはいろいろなスタイルがあります。

バンブーロッドやグラスロッドなどの、難しいタックルで1日1匹釣れば満足される方のスタイルもあれば

私のように、次々と気持ちよく釣りたい、難しい魚との対戦をいくつも楽しみたいというスタイルがあります。

それは、“合理的な考えでの釣り!”です。

それを追求していけば、数多くの魚が釣れ、数多くのワクワクドキドキが得られると私は思っております。

そして、釣りはどんどん上達していき、その上達課程がまた面白いと私は思っているのです。

では、“合理的な考えでの釣り!”とはどんなものかをお話ししましょう。

今回感じた事ですが、

川でお会いした方から、「カーボンなどの切れのよいロッドは、フッキング時に魚にフックが弾かれるのでバンブーの方がよいとお聞きしたのですが?・・・」

そうお聞きし“驚きました!”

そういえば、昔、

「ウエットフライはバンブー方が食い込む時間が長いから良く釣れる」そんなデマを昔はよく聞かされ、皆さん高価なバンブーを買わされてしまったことがありましたね。私も、バンブーがそんなに釣れるならばと、私も1本20万円もするロッドを勝ってしまったほどです。

よく考えれば、

#6のバンブーで食い込みがよいなら、#2ロッドや#1ロッド使ったらもっとよいのでは?

食い込みがよい?・・・いつまでもフライを口に含んでいるのか?・・・

冷静に考えると、笑っちゃうような話です。 ウエットフライやストリーマでロッドのアクションをフルに生かすようにしたら、フッキングなんて出来るわけ無いですよね。魚は違和感を感じたら即座に吐き出します。

アタリが来たら即フッキングできるようフライとラインはロッドは一直線、ロッドのアクションを不要として釣りをするのが常識です。

バンブーやグラスの方が性能が高いものならば、セージもルーミスもオービスもハーディーもどの会社もバンブーを制作しますしメインがグラスになると思います。

バットのやわらかいロッドや先端が重いロッドは、フッキング時に素早くあわせると、ロッドティップがおじぎして一瞬フッキングが遅れます。

その後さらに大きくアワセを入れると、ロッドの反動が後側へ働き、フッキングできたとしてもあわせ切れを起こしてしまうのです。

ティップの重いロッド、バットのやわらかいロッドは、一見やわらかいので細い糸が使用できると思ってしまうようですが、それは大間違い

極細糸は使用できないロッドです。瞬時のフッキングも出来ないのが事実です。

人があまり来ない川で、スレていなさかなとのんびり楽しく釣るには良いかもしれませんが、蒲田のように人がたくさんいて、魚はスレスレ!

ライズはメチャクチャ早く、時には驚くほど大きな魚もいますので、軽くシャープで、バットパワーのあるロッドがベストなのです。

フッキングのメカニズムを考慮し、より正確に、楽にキャスティングが出来る高い能力を持った最新のロッドで釣りをすることが良い釣りに繋がるのです。

今回、ソルト帰りで行ってきましても、あわせ切れは全くなし!

シラメの釣りでも、0.175号で、LS#2を使用したので今シーズンあわせ切れゼロ!なのです。

 

今回も気持ちよくフッキングできましたが、中にはメチャクチャ早く出るヤマメ 通称「マッハ!」もいました。

しかし、なかなか難しかったですがいくつも釣れました。

蒲田川の場合、今回もそうでしたが、私たちの前に必ず先行者がいて、その人達が歩いた200mくらい後からの釣りがほとんどです。

ですから、人気ポイントの魚はスレスレ!になり、素早く超スプラッシュライズををしてくる“マッハ”たちが生まれるのでしょう。

 

 ーーー 杉坂研治流 爆釣の秘訣! ーーー 

今回たくさん釣れた要因としては、

スーパーフロートスプレーの影響は大きかった!

フライがすぐに沈んでしまう蒲田川において、小さなフライでもいつまでも浮いていてくれることは、とても釣りやすいものです。

そして、ここ最近お勧めのフック

TP88ワールド、このフックは、フッキング率抜群、浮力抜群、一度掛かったらバレにくく、面白いほど釣れます!

あとはフライパターンで、フッキング率が大きく変わってくることはご存じでしょうか?

魚はフライを吸い込むとき水と一緒に吸い込むので、水に絡みやすく、浮力のあるパターンが必要です。

バブルラバーウイングのフライ、使用してみてください。

警戒しながらライズしてくる魚でもかなりの確立でフッキングできます!

今回 プールでライズしている魚を連発したバブルラバーウイング フタバコカゲロウ

フック TP88ワールド #16,#18

ボディー スレッド 

ウイング バブルラバーシート  (バブルラバーウイングのフライページ

 

スレスレの魚たちも、このフライを使用したら、バックリくわえ込んでしまうほど効果抜群!

タイイングはメッチャ簡単!お勧めの爆釣フライです。但し、ウイングが1〜2匹釣りますと切れたりしますので、いくつかフライをタイイングしてください。

ウイングの無くなったフライは、捨てずに収納し、ウイングだけ後から付ければ数秒で修復完了なフライです。

 

流れの中で使用するフライの新作爆釣フライが完成!

ハイパーエキスパート 2013年 蒲田川で、どれくらい釣れるのかを皆様にお見せいたします。

(これから撮影に行くのですが、凄いフライが完成しております。楽しみにしていてください)

 

スーパーフロートスプレーの浮力は過去最高!

抜群の浮力で、フライを安定して浮かせてくれますが、使用していますとフライは必ず沈んできます。

浮力が落ちたかな?っと感じたら、即、クイックドライ・ブラシで、フライの水分を取り去ってください。(ブラシ部分を短くカットしますと使用しやすいです)

その後スーパーフロートスプレーを塗れば、浮力がさらに持続します。

スーパーフロートスプレーは乾くのに少々時間が必要です。フォルスキャストを何度か行い、しっかりと乾いてから使用してください!

そして最も重要なのが、

ピンスポットへフライを簡単にキャスト出来、素早く軽く小さなフッキングが出来るLS#2の性能が大きいです。

極細ティペットが使用でき、あわせ切れが無く、ロッドが長いので、フライにドラグが掛かりにくくドラグフリーで流せることが可能なこのロッド

本当に良く釣れるロッドなのです!!本州の渓流には必須のロッドです。 

K・Bullet LS#2

このロッドのおかげで、ティペット0.25号を使用していても、渓流で走られ岩に潜られることなく、先手必勝的に一気に引き寄せキャッチ出来た。

モタモタしているロッドならば、一気に走られ、レインブレイク・・・という悲しい結果になっていたはず。

爆釣するための秘訣として、このロッド是非使用してみてください!

 

LS#2のユーザーからも、このロッドの凄さ、爆釣結果など多くの報告があるお勧めロッドです!

チームK・Bullet ユーザーからの報告