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2015年 ミッジング03    シラメ

爆釣18連発

前日の釣りの反省をして、CDCのカラーを変え早朝からタイイングして、この日もショップが休みのためにシラメ釣りに出かけた!

ロッドは、K・Bullet LS#2

ライン、リーダー、ティペットは、前日と同じタックルです。

風もなく、水面に虫は見えないが時々ライズが起こる。

そこで、フローティングニンフ系のものを食べていると判断して

スパークリングピューパをキャスト!

早朝より2連発!

ストマックを見るとシャックしか入っていない。

水温の低下なのか虫の動きがないのか?

 

フライの反応が悪く、サイズやCDCのカラーを変えて、何とか追加したが

ライズをしているが何度キャストしてもフライを見ようともしないシラメが居た!

そこで、 

シャックフライを結んだ!

 

シャックフライのタイイング方法

このフライは、忍野で行われている杉坂研治のFishingスクールで

流下しているシャックを捕食していた尺ヤマメを狙うために

スクール中に即興で製作して爆釣したパターンです。

それ以後、各地でこのパターンで釣れております。

シャックフライに変えたとたん、今まで全く見向きもしなかったそのシラメが、振り返ってフライを少し見てきたのです。

そこで、フラフラと泳いでいる位置を確かめ、完璧な位置にフライを流していくと、「パクッ!」と慌てることなく、疑いもなくフライを吸い込んだのです!

 

この魚は何を食べていたのか、急いでストマックの状態を調べると

入っていたのはシャックがメインでした!

水生昆虫の流下が少なく、食べるものがないからシャックを食べていた!

そんな状態だったのです。

その後連発!

いくつか釣っていることより、ライズリングが大きくなってきて

小さなユスリカの姿も見え始めてきた!

そこで、フライを、TP77 #32 TRIANGLEミッジに交換

さらに

最新のパターン ループウイングミッジの#28でも連発!

ストマックを調べてみると

この時間は、少し大きなフローティングニンフ系のパターンが捕食されていたのでフライをスパークリングピューパに交換。

ここで効果があったのは、スーパーフロートスプレー ブルーダンのカラーだ!

 

スーパーフロートスプレー(ホワイト)を先に塗り、その後、CDCの付け根のみブルーダンを塗る

 

スプレーを一度空に向かってプッシュ!

溶剤のみならずパウダーが混じるようにスプレーを空に放出

その直後、ゆっくりプッシュして、チョロチョロノズルから液がしたたるようにして、ノズルに付着している液をCDCへ塗る。

 

何度も何度もキャストしてして、次々に仲間達を釣られてしまったシラメは、フライをどんどん警戒してくる!

CDCが明るい色は無反応になり、へたをすると逃げていく個体まで居るようになる。 そんなときにこの方法は有効なのです!

その後、またまた連発した!

風が吹き、見えにくくなった頃、虫の数も多くなり

ハッチの最高な時間帯がやってきた!

このときは、正確なキャストが出来て、ドラグさえかけずにフリーで流すことができれば簡単に釣れるタイミング!

ここで、ロスを少なくして、少しでも数多く釣る!

そのためにもフックは少し大きめのフライを使用

#20のユスリカアダルトフライやフローティングピューパ(スパークリングピューパ)をキャスト!

面白いように釣れた!

連発すできるタイミングは過ぎていき、風が収まり

素面はフラットになった!

そして、ハッチもほとんど見られなくなり、水面になにも浮いていないところでライズリングが時々広がる状態になったので

フライを #30に交換し、極小のスパークリングピューパをキャスト!

水面にあるCDCが大きいと魚は反応しない!

より軽いフックで、より小さなCDCのポストがベスト!

 

TP88は超軽量フック! こんな激シブな時に効果は抜群!

皆さんさほど釣れていないという状況の中、

この日も、1日淡々と休み無く釣れた!

気がつくと夕方までに18匹ものシラメがキャッチできていた!

 

LS#2 本州の河川では超お勧めのロッドです!