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Hawaiiボーンフィッシュ 2015年

 

ハワイのボーンフィッシュの魅力!

ハワイのボーンフィッシュに通い始めて、もう12年になる。

世界各地へボーンフィッシュを求め、フロリダ・キーズ、ニューカレドニア、モルジブ、ベネゼエラ、クリスマス島、キューバへは3カ所も行ってきた。

いろいろな国のボーンフィッシュと出会ってきたが、このハワイへは、定期的に行きたくなってしまうほどの魅力がある。

それほど、このハワイのボーンフィッシュは面白いのです!

 

その理由としては、

自分の力を試すことが出来る所! だからです。

ハワイは、気軽に行くことが出来る観光地で、しかも日本から最も近いボーンの釣り場。

普段の生活費、(電気代や携帯など)普通のお買い物全てを私たちは、飛行機会社のマイレージ付帯のカ−ドで払う。

親子で使用していれば、ものすごくマイレージが貯まり、3年で2回は無料でホノルルまで行くことが出来るのです。(今回も無料)

しかも、釣りは自由にできて、ガイドも何もなく自分一人で釣りを行うことが出来るからなのです。

そして、魚の数も多く、チャンスは多く、テクニックさえあれば釣りが成立するからなのです。

 

世界各地を釣り歩いてきて、思ったことは、大半の所はその場所の事を詳しく知らないので、ガイドが付き、全てを教えてくれる。

それは、釣りに安心感があり、リスクは少ない。ガイドが釣らせてくれるからなのです。

Flyは何を使用したらよいか?

キャストする距離は?方向は?

魚を見つけてくれ、キャストの指示を受けて、リトリーブの指示まで受ける。

初めてで解らないならば、ガイドを雇い勉強する、その地域の釣り方を早く知ることが必要であるので、私もそうしてきた。

 

でもハワイは、ワイキキの町から20分。近い場所ならば、歩いて10分の場所で、巨大なボーンフィッシュが釣れるのです!

そのサイズは、平均サイズが世界一といっても過言ではなく、とんでもない大物がたくさん居るのです。

 

自分の腕を信じて思うがままに釣り行く。国内の渓流へ行くのと同じような感じで・・・

しかし、

ハワイのボーンフィッシュは、甘くない。

ガイドに釣らせてもらうならば、誰でも釣れます(ボートで特別なスレていない場所へいくこともできる)が、

自分で釣りに行くとなると、ローカルの釣り人も多く、魚はスレスレでメチャクチャに難しい!

 

ハワイまではるばる来て、その大きなリスクに立ち向かう勇気があるか?なのです。

5日釣りをして、ボーズになることもあります。

運が良ければ、5投で4匹キャッチできたこともありました。

スレスレの日もあれば、メチャクチャハングリーで、フライを見たらすぐにヒットしてくることもあります。

それはなぜなのか?未だに解りません。

でも大半は、スレスレではあるが

正確なキャスティング、方向、距離、プレゼンテーション、流れの向き、光の方向など

いろいろ必要な重要な事をキッチリと完璧にこなしていけば、手に出来る魚なのです。

 

基本的に、ミスは、許されない(時々何でも釣れるラッキーな日がある)

 

この大きなリスクと不安を抱きながら自分のテクニックを信じて挑戦する。

そのリスクや不安が大きければ大きいほど、釣れたときの感激は大きい!

 

そんな魅力があり ハワイのボーンフィッシュに通い続けてしまうのである。

 

 

気軽なアクセス!

観光地で有名なホノルルからワイキキの先にもボーンフィッシュは生息し

観光地から車やバスで気軽にボーンフィッシュの釣り場へ移動できる。ワイキキから20分くらいで釣り場へ到着できるのも魅力である!

ワイキキからバスに乗り釣り場へ行く 約25分 2.5ドルで釣りに行ける!

 

ホテルから歩いて釣り場へ!

一番近い釣り場は、アラモアナショッピングセンター前 アラモアナビーチのフラットでも釣れるから、

家族で海水浴に行き、お父さんはボーンフィッシュ奥様と子供達は海水浴! こんな旅行も可能なのです。

Christmas島へのトランジットでハワイへ1泊滞在し、その間に、朝食前にホテルから歩いてアラモアナビーチへ行きヒット!

 

2014年のボーンフィッシュ釣行は、キューバへ2回行き ハワイへ1回

キューバのボーンフィッシュは爆釣だったのですが、ハワイはとても厳しい釣りを強いられました。

それは天候です。

4-9月の乾季、10-3月の雨季と大きく別けられます。

私たちの釣りでの大敵は雲。

3月に4年連続で行ってみたが、晴れと曇りは半々。運が良かった年は連日晴れて良い釣りが出来たこともありました。

2014年は4月ならば少しは大丈夫かと思って行ってきたのですが、運が悪く連日の曇り雨。最悪でした。

そこで、2015年に計画したのは、6月から9月までが最も晴れが多いので7月に行くことにしました。

しかし7月は、観光シーズンまっただ中! ホテル予約が大変でした。

 

7月1日発

2015年 今年もハワイへボーンフィッシュを釣りにいってきました!

 

 

4人で泊まれて、キッチン付きのホテルの予約がなかなかとれなく

行く2週間前まで、1週間20万円でミニキッチン付きを予約していたのですが

 

運良く、ヒルトンの最高級であるペントハウスへポイントで予約が出来

4日間のみですが、ペントハウスで過ごし

1日を、チョット面白そうな1泊25ドルという激安のホテルを予約し

残り2日をヒルトングランドワイキキアンで予約する事が出来ました。

今回は飛行機も宿泊も1泊25ドル以外はお金は掛からずラッキーでした。

これが、2ベッドルームのペントハウス。

 


海外の釣りで、いつも困るのが、トイレにシャワーがないこと。

しかし、今回はシャワートイレがあったので、助かりました!

いつもはポンプ式のシャワーを持参しております。便利です。

私たちがこだわるのは、部屋の質よりも

キッチン付きであることなのです。

夕方まで釣りをして、疲れて帰ってきて、外へ食べに行くのはとても面倒

スーパーで、牛肉、豚肉、鶏肉、ポキを買い込んで

連日肉を焼く、日替わりで、牛、豚、鳥 あとはサラダ

朝食は、サンドイッチ作って食べて、

お昼のお弁当を製作

各自が自分の好きなもの

ハム、レタス、トマト、チーズ、シーチキン、マヨネーズ・・・

トルティーヤでラップサンドを作って、持って行くのです。

夕飯は、牛肉のステーキの日もあれば 豚肉のショウガ焼きの日もある。


 

 

 

39階 最上階からの眺めは最高だった。

アラモアナ・ビーチの釣り場も丸見え。

ホテルから釣り場まで歩いてすぐです。

 

今回ハワイへ持っていったラインがこれ!

長年研究して完成した、KenCubeのソルトライン

湖や海などで、サイトフィッシングを行うには最高のラインです!

海の釣りで重要なのが、ランニングラインが足に絡むこと!

これは浮力の問題で、このラインがこだわったおかげで

ものすごく浮き足に絡まなくなった。

そして、次に必要なのが、プレゼンテーション!

静かなプレゼンテーションが行えるよう設計してあります。

 

次に必要なのが、キャスティング能力

サイトフィッシングで、キャストするのは近距離から20mくらいまでが多い

魚を発見できる距離で最も遠くにより正確にキャスト出来るラインが必要なのです。

そこで、このラインは、フォルスキャストのみで、20mの距離を正確にフライを届かせる。フライを水面においてくるようなキャスティングが行いやすいラインになっております。

特に気をつけたのが、コントロールが乱れる原因の大半は横風!

風に負けないラインであり

ハワイのように風の強い場所では、このラインは最強の武器となりました!

このライン 凄いです!

ワカサギフライでの釣りや、シーバス、黒鯛など、是非使用してみてください!

KenCube開発
ソルトウォーターWFライン

 

初日は、雲があまり多くなく、ボーンフィッシュが泳いでくるのも

70〜80匹近く見えました。

しかし、

メチャクチャにおびえていて、5m手前にフライをキャストしても警戒して

動きが止まってしまうほど強烈でした。そして食欲はないのか?

全然フライに見向きもしなかったのです。しかし、午後から、

3匹の群れを発見。

左側にいた魚がヒット!

 

 

とりあえずキャッチ!

ここへ来る1週間前、急に腰痛が始まってしまって、続けて立っているのが辛い状態の中、休み休みで釣りをしていて、何とか釣れたので一安心でした。

 

早めに帰って、サンセットみながら、ビール

そして、オムロンの低周波治療器

これのおかげで、かなり痛みが取れました!

 

 

夜は、連日釣りの反省と、フライタイイング!

潮の流れ、水深に合わせたパターンをタイイング。

 

 

 

2日目は、友大郎が2本ヒットさせ、1キャッチ


 

 

 

 

私は、この日は3本ヒットさせましたが

2本がレインブレイク。1フックが外れてしまいました。

干潮の水位の低いときは、FLATの奥へ立ち込むために

ヒットしてもリーフエッジや珊瑚にラインが掛かり

ティペットが切れてしまうことが多いのです。

 

 

日に日に天気が悪くなる

こんな状態が日中に何時間か続いた。

この時間は、全く魚が見えない。

雲が通りすぎるのを、ひたすら待つ。

 

ブラインドキャストをして釣る事も可能だが

魚が来ている時以外は、簡単に釣れなく、すぐに飽きてしまう。

 

ヒルトンの最高級ペントハウスから

超激安 ホテルへ移動

多くの釣り人が喜ぶ激安の調査として行ってきました!

何と 1泊 1名 25ドル

ここがよい所ならば、5日泊まっても125ドル 15,000円少々!

素晴らしい金額なので行くことにした!

 

経営者のおばちゃんが良さそうな人で、

日本語も少し話せて、アットホームな感じです!

しかし ・・・

10人 部屋 (これも問題はなかった!)

キッチン付き

洗濯機 乾燥機あり

食事は外

この日は、弁当を買っていった。

それ以外に、美味しいワインとプロシュート(生ハム)をスライスしてもらい、ポキを3種類、ビール各種、モヒートが作れるようラム酒とライムミント・・・

クーラーボックスにめいっぱいお酒とおつまみが入っていた!!

 

到着して、受付で言われたのが、

「ここは禁酒ですので、絶対にお酒を飲まないこと!」

予約の時には、そんなこと一言も無かった!

ショックでした! クーラーもない扇風機もない、汗びしょ濡れ!

ゴキブリが走っていったようで 少しビビリながら部屋で悲しく寝ました!

ビールもワインもおつまみも クーラーボックスの中。 コーラで乾杯?


翌日はヒルトンの2ベッドルームへ戻りました。

宿泊は、ある程度は良いところの方がいいですね。

お気に入りの豚のショウガ焼き

釣りに行った服は、毎日洗濯。乾燥させ、同じものを着ていく。

余分に服を持ってくる必要はない。


 

超撥水!!Ultra DRY Shirts
ウルトラドライ・シャツ

これ本当に凄いです!

もう2年も着続けていて、毎日洗濯していて

雨が降っても水をはじくのです!!

強烈な雨では圧力で濡れてきますが、パタゴニアのカヌー用のパンツよりも何よりも一番早く乾くのです。

釣りに最高なシャツです!


超撥水!!Ultra DRY Shirts
ウルトラドライ・シャツ

 

天気は、7月であっても、曇り時々雨 時々晴れ!

風が強く、天気がめまぐるしく変わる

魚が釣れるチャンスは、1日3時間程度しかなかった!


 

渓亮は、2本ヒットさせ

1本はかなりの大物で、一気に走られて、ラインブレイク!

しかしこの魚は、動画で撮影し

魚を発見してからキャスティング、食わせてヒット!ファイトまで撮影できたようです!

01

 

友大郎も連日ヒット!

友大郎は、驚くほど良く釣ります!!

 

何本かのファイトシーンも撮影でき

良い動画が撮れたと大喜び!

渓亮と二人で、ボーンフィッシュの動画を撮り続けていた!

 

 

私も、またまたヒットさせ、キャッチ。

干潮の時にヒットさせたので、リーフのエッジや珊瑚にラインが絡んでラインブレイクを起こしやすく、ドキドキしながらファイトしておりました。

ハワイのボーンフィッシュは、平均的に100m以上は走ります。

よく走る個体は、150mラインが出されることも珍しくないのです。

強烈です!

だから面白いのです!!

 

ハワイのボーンフィッシュ初挑戦の横井!

私たちの基本は、自分で見つけて自分で釣る事

初めてのハワイで、10分くらいポイントと見方を教えて

各自バラバラになり、好きなところで釣りをする。

横井も、日に日に魚が見えるようになり、

自身初であるテーリングを発見し

狙ってヒット!

メチャクチャに走られていたので、ラインブレイクしてしまわないか、みている方が心配でした。

 

全員が大型のボーンフィッシュを釣り

早めに帰って、全く観光をしていなかったので

最後の夜は、ワイキキビーチでサンセット見て

ハレクラニで、ハワイアンを聴きながら祝杯をあげました。

夜は、ワイキキでショッピング

 

これからハワイへボーンを狙いに行きたいと思っている方へ!

 

ハワイのボーンフィッシュの釣りは、ガイドを雇えば、簡単に釣れるが、一人で釣りに行くと、私が知っている限り、世界一難しい。

特に、簡単にアクセスできるポイントは、世界どこでも同じでしょうが、魚は超スレスレ!!

この釣りに自身のある方は、自分一人で挑戦してみると良いと思う。

しかし、ボーンフィッシュの釣りになれていない方は、ガイドさんをお願いし、どのように魚が見えるのか?教えてもらうことから始めた方がよいと思います。

ハワイのボーンフィッシュは、なれないと、全く見えないし、あっという間に目の前に魚が来ていて、キャストしようとした動きで魚が逃げていってしまうからなのです。

どの距離でキャストしどう誘うのか? その勉強をするには、ガイドは必須なのです。

ガイドは Nervous Water Fly Fishers でお願いすると良いガイドを探してくれます。 ハワイで唯一のフライShopで、フライのアドバイスもくれます。

今回もそうだったが、一人で魚を探し挑戦していくと、魚の見える数は多くとも、悔しいほど釣れない。

情けない自分を叱咤しながら気をふるい立たせ、次こそは!次こそは!と挑戦していく。 

その緊迫感の中でヒットさせ、延々と引き出されていくラインを見て、「もう止まってくれ!」と祈る気持ちになり、

引き寄せてはまたまた一気に出されていくライン!

早くキャッチして気が楽になりたい!そんな思いが出てきてしまうほど強烈なのです。

苦労してきたことが多いほど、キャッチ出来たときの感激は、半端無く大きく。ズシリと重い。

この感動は、そう簡単に得られるものではない。誰にも頼らず、一人で釣った魚の価値は大きい。

だから、私たちは、世界各地で数多くのボーンフィッシュを釣っていても、毎年ハワイへ通ってしまうのです。

また来年も行く予定を計画しております。

ハワイ初挑戦の横井も最終日まで全くヒットさせることが出来なく、日に日に魚が見えてきて、日に日にチャンスが増え

最終日に大型のボーンを手にすることが出来た。彼もこの魚を手にして大感激していた!

 

私たち四人が使用していたタックル

ロッド K・Bullet SP#8 10ft 
立ち込んでの釣りでは、10ftがお勧めです。

このロッドは、立ち込んでの釣りでハンドランディングを行ったときに、ロッドを真上に立てていて、一気に走られてロッドティップのみが曲がり折れてしまわないよう、ティップをからセカンドを強化し折れにくいよう考えられて設計されたロッドです!

アクションは、ラインスピードを落としてキャストしやすいようなアクションとなっております。

とてもキャストしやすいロッドです。

 

 リール TX-2 FlyReel サイズ#7/9

 バッキングライン 

 KenCube PEブレイドライン 4号 44lb 200m

 フライライン

 KenCube ソルトウォーターWFライン #8 

プレゼンテーション、コントロールの正確さを追求したラインです。

 リーダー

シエラ サーモン15ft 15lb 02X カットして9ft〜12ftにする

ティペット

GM 3.5号 4号 1〜2m

ラインバスケットがあると便利

K.Bullet オリジナル コンパクトプライヤー

これは必須です。

K・Bullet 防水バックパック

K.Bullet 2WAY チェストパック

FLATで、魚が嫌うBlackのカラーを徹底的に排除したカラーのバッグです。

K・Bullet防水フライボックス 

サイズ:小(10.6X7.6X3.4) 今回はこれを2コ用意。 コンパクトでバッグに余裕が出来て最高でした。