kencube


2019年蒲田川での爆釣

今年も蒲田川で大型のイワナをヒット!

Newロッド PERFECTION #2 9ftは、とても釣りやすく、0.25号のティペットを長めに使用しても

ピンスポットへ正確にフライをキャスト出来るので、狙った魚が次々にヒットできました。

この大型のイワナも、0.25号のティペットでのファイト! かなり走られましたが、

PERFECTION#2のアクションはしなやかでありながらバット部分は強く、大物との対戦もOKなアクション。

0.25号という細いラインでも魚が暴れる衝撃をロッドが吸収して魚を引き寄せてくれるのでファイトが楽しめました!!

キャスティング性能は高く、ロングキャストも可能なこのロッド、コラからの釣りが楽しみです。

昨年発売された、PERFECTION#4。このシリーズは、#6からスタートして、昨年は#4が発売されて、多くの皆様から

「格好いいロッド!」と絶賛され人気となっているシリーズです。とてもよく売れております。

そして、2019年は、#2と#3が 5月に追加発売される予定です。 シリーズ全てが9ftのモデルです。

「格好いいロッドで、気持ちよくキャスティングをして楽しい釣りをする!」

「美しいロッドと綺麗な魚の写真を撮る!」

そんなロッドのシリーズです。

先日もユーザーの方からのメールの中に「インスタ映えするロッドですね!」という言葉ががありました。

今回蒲田川で使用してきましたが、とにかく良く釣れました。

今シーズン初の蒲田川へ行って来ました。

2019年の解禁は金曜で、3連休で多くの方が釣りに来ており

魚はたくさん釣られたようで大荒れの状態。

解禁6日目ともなると、連日もの凄い人なのでどうなっているか?心配でした。

 

 

ハッチは多いようで、今年はシロハラコカゲロウがメインでハッチが見られました。

 

入川と同時に、ライズがあり、タックル準備!

ロッド  PERFECTION#2

ライン シューティングスペイラインS #2

リール K.Bullet TLX#2-4

リーダー KenCube ホローリーダー 6X 9ft

ティペット GM 2.5号 4〜5ft

フライはツイストウイングイマージャー

  もう一つの Newツイストウイングイマージャー

ライズを狙ってキャストすると、狙った所に気持ちよくフライは着水して

スムーズに流れ、「ピシャッ!」とフライに出た!

すかさずアワセを入れるが、なぜか空振り!

いきなりしくじった!!とショックを受けて、次は気を入れて・・と反省。

次のライズを発見

同じようにフィーディングレーンにフライをキャストして、スムーズにフライが流下していくと「ピシャッ!」ともの凄い勢いでフライにライズ!!

慌ててフッキングしたが、またまた空振り!!

アレレ・・ (これTV撮影で無くて良かったと思った)

 

フッキングをミスってしまったら、何を釣るかと言えば

ティップフロート

フライラインの先端と、リーダー ティペットに

このティップフロートを塗ると、浮力が上がり水の抵抗がなくなるので一気にフッキング率が上がる!

準備万端で、次のポイントへ移動して、ライズを探した。

今年は、魚の数は多いようで、各箇所でライズが見られた。

次も同じようにフィーディングレーンにフライをキャストして、スムーズにフライが流下していくと「ピシャッ!」ともの凄い勢いでフライにライズ!!

慌ててフッキングしたが、「コツ!」とフックに触った感触はあったが、フライは抜けてきてしまった!!

フライにライズしてくるその瞬間をじっくりと観察して見ていたのですが、

なんと、フライが魚の口の中に吸い込まれてない!のです。

直前でやめていることはないのですが、フライを吸い込む力を弱くして、ほんの口先のみでフライにアタックしているように見えたのです。

 

  

 

 

そこで、行ったのが、フライの浮き方の調整

どういうことか説明しますと

ツイストウイングイマージャーは、通常のストレートシャンクのフライフックにタイイングするのではなく、TP88World#14にタイイングしたパターンを選びます。

写真のこのパターンがそうですが、ウイングの位置よりボディーがカーブして水中に入りやすくなるので

ボディーの部分につば(唾液)を塗り、ウイングには、スーパーフロートスプレー

を塗り、さらに乾かしながらクイックドライブラシをウイングのみにぬる。

すると、ボディは完全に水中に入り、ウイングのみ水面上で浮く

ウイングのみでの浮力に頼らなければならないので、

しっかりとフロータントを施し、浮力を持続させるようにしました。

 

すると、今まで連続で空振り状態でしたがようやくヒット!

小ぶりなヤマメですが、このサイズがくせ者なのです。

これを連続空振りしていて、フッキングに力が入り

少し大きめのイワナが出て来たときには、フッキングを慌てて早く強く行ってしまって、アワセ切れを起こしてしまうことがあるのです。

 

釣りはリズムです。 タイミングがとても重要です。

始めから、フッキングが上手くいったときは、次々と面白いようにフッキングできますが、ミスから始まると焦りも出て来て、負の連鎖に陥ってしまうこともあるのです。

どう脱出するか!  そこが重要なのです。

その後、このイワナが釣れたのですが、

このイワナ、釣れる前にフライを見に来て、水面を割らずに戻ってしまったのです。

アレ?もしかするとと、インジケーターを3分の1の量にして、しばらく待ちました。

かなり多くのハッチがあったので、少し待てばライズをもう一度するであろうと予測していたのです。

そして、また流れの中で小さなライズをしたので、同じフライで再度キャストしました。すると、慌てずスッポリとフライを吸い込んでいったのでフッキング!

どうやら、解禁からもの凄い人の数で、インジケーターの色に警戒をしていたようなのです。

釣れた直後のフライ

インジケーターは、クリッパーで小さくカットしてあります。

蒲田は、雨の日とか雪の日の方が多くライズして釣れるのですが

特に雨の日はフライが乾かなく直ぐに沈んでしまう事が多いです。

雪の日は、濡れたフライを乾かそうとフォルスキャストをすれば、乾く前に氷ってしまい

フロータントを塗っても、全然浮かないフライになってしまうのです。

この寒い中、1匹釣ったらフライを交換なんて絶対したくないですね。

どんなフライも、びしょ濡れでも、雨の中でも 即座に芯まで乾いてしまうのがコレ!

ドライフロート

 

フライを入れて5〜6回シェイクすれば、即座に乾燥!

 スーパーフロートスプレーのノズルをご覧ください。

 正規品のノズルに、瞬間ヘッドセメントのパイプ ノズルを2〜3cmでカットして、差し込んで

 瞬間ヘッドセメントで固定しました。

 これで、塗りたい部分のみ弱い力でプッシュしてスプレーするのです。

 ウイングのみにスプレーしました。

 このスプレーは、驚くほどよく浮きます! そして持続力が高いのです!

 蒲田川は、コケの成分が多く、フライがとても沈みやすい川です。

 ですので、浮力の持続力が高いフロータントは必須なのです!!

 

その後、ウイングの形が良くないときは、フロータントで固まってしまっているときは

クイックドライブラシで、ウイングをブラッシングしながら形を整えます。

このフロータントの浮力も高いです!

調子よくなってきたときに出て来たのが30cmあったイワナ

初日からいきなり尺イワナが出て大喜び!

キッチリとフライの浮力状態を整え、調整してきてからこの魚に出会えたので良かったです。

その後、いくつかのヤマメやイワナを連発!

そして、大岩の陰で、時々しか浮いてこない黒い影を発見!

何度かフライをキャストしたら、黒い影は全く浮いてこなくなってしまったのです。

少し待って、ティペットを交換して、昼食をとり、しばらく待ちました。

すると、岩の隙間に、黒い頭のみ出してきたのです。

さらに、じっくりと観察すると、

ハッチしたカゲロウが渦に集まり、渦から水中へ引き込まれた物を食べて

いくつか水面に浮いているタイミングのみ 小さく静かにライズする事が解ったのです。

チャンスを待ちました。

そして、ここ!と言うタイミングでフライをキャスト!

渦に巻かれていくフライが大岩に近づき、離れて浮く直前。黒い大きな頭が「モッコリ」とゆっくり水面を割りフライを吸い込んだのです。

慌てずにゆっくりとフッキング!

フッキングした直後「ドバドバドバ!」と水面で大暴れし、大きな水しぶきが上がった!

治まったと思ったら直ぐに大岩の中に走ったのです!

「ヤバイ!ラインが切れる」そう思った私は、ロッドを水面側へ倒して、ティペットの岩ズレを防ぎ、耐えた!

PERFECTION#2は、繊細で有りながらバットパワーは強い!

ロッドは大きく曲がっていたが、魚に優先権を取られるようなことは無く、すぐさま岩から引き離し下流の流れに乗せ、一つ下の淵へ落としてランディング!

ネットに入れてみて、こんなに大きかったとは 驚きました。

一緒に来ていたトラポンの管理人 横井氏も見ていて、ネット越しに見せ「ドデカいイワナが釣たれたぞ!!」って叫んでいました。

その後 次々に釣れ楽しかった!

 PERFECTION#2 9ft  このロッド、メッチャ扱いやすく良く釣れた!

とにかくキャストがしやすく、狙ったポイントにフライが直撃出来る!

フライラインはティップの先端から50cmくらい出ているだけ

6x9ftのホローリーダーと0.25号の極細ティペット5ft

ほとんどリーダーとティペットしか出ていない状態でキャストしても空振りのような状態にならなく、ロッドが曲がって、正確にリーダーがターンして、フライを狙ったポイントへキャストできるのです。

そのままラインを伸ばしていけば20m近くのロングキャストもでき、

“必要に応じてロッドが的確に曲がる” そんなロッドなのです。

本当にキャストできている証明のために動画を撮ってきました!

気持ちよく狙った所にフライが飛んでいき、スレスレヤマメがヒットするシーンです。

PERFECTION#2は #3と同時に 2019年5月発売予定です。

 

今回、いろいろな方に会い話を聞きましたが、

皆さん「フッキングが悪い」、「掛からない」 そう言っておられました。

今年の蒲田川は、魚はたくさんいますがかなりスレている様子。

フライのボディーを水面下に入れて、少しでも掛かりが良いように

フックポイントを下に下げた、TP88World のようなフックが

こんな時は大きな効果を得られるようです。

 

いくつかのヤマメやイワナの小ぶりなものは、適当に写真を撮ろうとして逃げられてしまったりしましたが、

今年は全体的に数が多く、中には27cm越える良いサイズの魚が多いようです。

解禁からほとんど釣られてしまったのか、今回は大型のヤマメは全く見る事も無かったです。

イワナは賢く解禁から数日経っても、釣られずに残っていますが

大型のヤマメは、釣りやすいのでほとんど釣られてしまっていて

残っていたのは超早いライズをしている小型のヤマメが多かったです。

またまた尺イワナヒット!!

よく太った良いコンディションのイワナでした!

この魚は大きく育ちそう。

 

 

厳しい条件でも良い釣りをするためのおすすめアイテム

 スペシャルフック TP88World 

 フライパターン ツイストウイングイマージャー

  もう一つの Newツイストウイングイマージャー

ラインのティップとリーダーを浮かせる ティップフロート

 

 

軽くてドラグが掛かりにくくターン性能が良いリーダー

KenCube ホローリーダー 6X 9ft

 

フライが濡れたら

即座に芯まで乾いてしまうのがコレ!ドライフロート

驚くほどよく浮き 持続力が高い スーパーフロートスプレー

浮かせたい部分のみに使用する クイックドライブラシ

 

これらのアイテムを使用すれば、今まで釣れなかった魚を手にすることができるチャンスが広がります!!

皆さんも是非使用してみてください。