kencube


IFTD 

インターナショナルフライタックルディーラーショー

2012年 8月16日、17日、18日

USA Reno

 

日本人 初の 優勝!!


 

16日アメリカで行われている IFTD インターナショナル フライ タックル ディーラーショー

世界一大きなフライフィッシングのショーに来ていたのですが、

入場時に、フライキャスティング大会があることを知り

飛び入り参加しました!

 

ロッド、ラインは、指定の物を使用し、皆同じタックルで  “飛距離を競い合う大会” です。

室内ですから無風で、風の影響はなく、皆公平、キャスティングテクニックの戦いでした。

キャスティングの順は、なぜか?大会が始まって2番目に 「Kenji」と呼ばれ、

全く練習なし、

フォルスキャストをしてから1回のシュートでの飛距離。

1回シュートしたら、そこで終了。

 

全員が同じ条件と言われました。

触ったことのないロッドでの勝負。どこまでラインを出したらベストなRodなのか?知りません。

そこで、

フォルスキャストを行っている時に、少しゆっくり振って、ロッドのカーブを感じていくのです。

すると、どこまでが曲がってきているかが解るようになります。

復元スピードが限界に達したときがシュート位置になるため、

このロッドの限界点を探りながらゆっくりと丁寧にキャスティングしました。

さらに

そこで、ちょっとロングキャストの技(キャスティングスクールで皆さんに必ず教えるテクニックです)を使って・・・

限界前できれいなループを作って、シュート!

 

ティップが少し弱いロッドだったために難しかったが、

キャストしたライン、フライはプールの端を超え場外に出た!

ロングキャストの成功でした!

 

次々に出てくる強豪に、ドキドキして待った。

2mちかい大男!、筋肉マッチョ! 日本人とは体型が違うのです!

そう甘くないし、勝てることはないだろうと、あきらめていた。

大会が終了し、誰が勝ったのか発表を待っていると

 

「 Champion Kenji Japan !! 」

驚きました!

勝っちゃいました!

 

飛び入り参加で、なんと 優勝!

長い歴史の中で、日本人で初めての優勝者とほめられてしまいました!

かなり凄いことのようです!

あまりにも驚き、顔が引きつってしまいました。

キャスティング時は緊張していなかったので、平常心で出来たことが良かったのかもね。

 

 

この後、各メーカーのブースを見て回っていると、

このトロフィーを見て、

「oh Champion!!    Kenji, Congratulation!! 」と多くの方に声をかけられ嬉しかった!

エクストリーム フィッシング ジャパンのKnji の名は、

ビジネスマンとしてではなく、フライキャスター(釣り師)として、少し有名になったかな?

 

私たち親子が目指すものは、商社マンではなく、世界に認められるデザイナーです。

 

私たちが考えて生み出してきたオリジナルが、日本のみならず世界で認められたい!

それは、本物であることの証明だからなのです。

 

キャスティングもそうですし。

ターポンやサーモンなど釣りもそう。

そして、多くのタイイング・グッズ、アクセサリー

さらには、K・Bullet

 

急に一気に駆け上がるのは難しいですが、石橋をたたいて渡るように、確実に1歩1歩目標を目指して頑張ります。

 

 

今まで全国大会で頂いてきたメダル、盾、賞状その中に

世界での大会で優勝したtrophyが加わり嬉しかった!

この大会には、世界のトップ・メーカー各社のデザイナー、オーナー達が来ている大会でしたので

日本のロッド・デザイナーとして、この優勝は大きな価値があった。

 


翌日は、Newタックルの人気投票が2日間行われており、その表彰式もあった。

 

 

多くのタックルが、それぞれ多くの部門で表彰され、

翌日に何が選ばれていたのか、確認に行った。

 

その後、パタゴニアのパーティーに誘われ行くことになった!

ついでにパタゴニアの服を購入したユウタロウ達

ここでも、キャスティングで優勝したことの効果もあり、多くの友人が出来た!

雑誌社の方々、ムービーの制作者、デザイナー、カメラマン、雑誌のライター・・・

パーティー後も意気投合し、一緒による遅くまで飲んだ!


翌日

 

 

私が考えた商品各種を、とある有名な会社の社長に紹介した。

コーンボディーリキッドなど、かなり好評、 エクステンドボディーは絶賛だった!

かなりPushしてくださり、これからUSA進出の方向へ進むことになった。


 

セージ、ハーディー、ウインストン、スコット、エコ・・・世界のトップメーカー各社が出店しており、

それぞれのデザイナーがキャスティングをお客さんに教えていたりしている姿をじっくりと観察し

どれくらいのキャスティングレベルかを見させて頂いた。

 

そして、各社の2013年モデルを振り試してきました。

 

私たちが目指している方向、ロッドのアクションは間違っていないようで、

頑張れば K・Bulletは、日本のメーカーとして世界にでられる可能性があることを確信した。


さすが世界一のショウだけあって、FFFもブースを出していた!

 

International Federation of Fly Fishersの会長ともお会いしてきました。

 

 

嬉しかったのは、FFFのマスターになったときの試験官 DUN との再会。

メーカーのインストラクターとして、カナダから来ていたのです。

 

そして なんと メチャクチャ上手で、賓のある女性を発見!

よく見たら 名キャスターの ジョアン・ウルフ さんでした。やさしくて凄い良い方です。

 

貴賓高き素晴らしい方です。


今回のIFTDに参加し、私たちは世界を見ることが出来、可能性を見出しました!!

K・Bullet  KenCube  Extreme Fishing Japan

世界を目指して頑張ります。

 

Ken Cube Net Shopですが、今回多くのメーカーとの契約を取りましたので

今後、Ken Cube Net Shop ファンの方々へ お値打ちな価格にていろいろなモノが入荷してきます。

楽しみにしていてください!

 

 

K・Bulletも 2013年 世界基準でデザインされた、いろいろなタイプのロッドが出来上がってきます!

楽しみにしていてください。

 


2012年 8月18日に、IFTD2012は終了しましたが、日本への飛行機はお盆休みの帰国ラッシュで帰れなくなり、

Renoで飛行機待ちをするのも時間が無駄でしたので、

RenoからSan Franciscoへ行き、Honoluluへ向かい、そこで2日過ごして帰国することになりました。

 

2012年フライロッダーズ7月22日発売号に、ハワイのボーンフィッシュの記事を書いたのですが、

その記事にあった、トランジット(前回は1日)でしたが

今回も同様、2日釣りをする事にしました!

 

そして とんでもない大物をヒットしました!

2012年ハワイ ボーンフィッシュ