2007年 2月 16日 犀川
2月 16日 犀川へ シューティング を行いに行ってきました。
2月14日はかなり強い雨が降り、15日の状態は、川はコーヒー牛乳の色でまっ茶々!
その上15日は急激に寒波がやってきて雪!
10度近い水温が、一気に低下し、2度〜4度くらいになってしまったのです。
2月15日の夜、犀川に到着し、ジャニスの志水さんに川の状況をを聞きました。
河川状態は、あまり良くない状況のようです。
私は、ここ8〜9年犀川へは行ったことが無く、ポイントが全く解らないので、今回はジャニスの志水さんにお世話になり、一緒に同行させて頂きました。
早朝、コンビニで年券を購入し、夜が明け、明るくなってから学校前ポイントへ入ってみました。
気温はマイナス3度。メッチャ寒いです!
ガイドが凍り、キャスティングがやりにくい状態でした。
しかし、このポイントはバックスペースが十分ありますので、静かにオーバーヘッドでキャスト!
ロッドは、 K・Bullet SD #10
ラインは、kencube 制作 タイプ4 13mライン + エアロシューター20lb
軽く探ってみたところで、解ったのですが、
水深があると思っていたのですがこのポイントは割に浅く、簡単に底が取れてしまうのです。
フライが思いの外底をさわるので、タイプ4では重すぎると判断し、急いでタイプ3に交換しました。
それから川底をゆっくりとフライを流し、じっくり探ってみました。
しかし、急激な水温の低下なのか?全く反応はなく、下流のポイントへ移動です。
その間に志水さんが各ポイントに入っているお仲間に電話をしましたが何処もが全くの無反応の様子です。
次のポイントもきっちりとフライを流しましたが、全く無反応で、日が上がり水温の上昇を待ちながら、車で移動し次に入るポイントを探していたのです。
この日は水温低下のせいなのか、他の方々に話をしても全く釣れていなく、釣れているという情報は全く入ってきませんでした。
そこで、川を歩くおじさんを発見! 何をしているのか聞いてみると、
カジカ捕りです。
川の中にどんなものか知りませんが罠のかごを沈めておき漁をするようです。
そのかごにメスを入れておくと雄のカジカが入ってくるらしく、犀川のカジカはかなり大型で美味しいとの事でした。
こんな大型のカジカを見たのは初めてです。
その後、朝9時過ぎに犀川橋へ行き、橋の上から川を見ると、スーパーラッシュです!
釣り人だらけ!
橋より上流は、餌釣りの方々が、並んで釣りをしていて、その直ぐ下流に兄がいました!
橋の下流もフライの方々が次々と入っていまして、朝1番に兄と友人は橋から上で1匹釣ったという話でした。
橋の上から見ていると、橋から下流の左岸側に怪しく見える流れがあり、皆さん釣りをされた後でしたが直ぐに入る事にしたのです。
ラインは、タイプ3、シューティング・スペイライン フライは・・・絶対バレ無い新作パターンです。
バックは土手で、ほとんどスペースはなく、シューティング・スペイしか方法はありません。
シューティングのスタイルは全く場所を選ばずキャストできますし、 K・Bullet SDならば 短いヘッドでもスペイが出来るのです。
釣りで一番重要なのは、フライの流し方です!
フライのスピードなどですね。
パワーウエットといわれたこのスタイルの釣りは、私の得意中の得意! 大得意の釣り!
九頭竜川を始め、国内はもとよりロシア、ニュージーランドと、この釣りしかしなかった時期が何年もあり、釣りまくりましたからね!
後はフライのカラーとパターンです。
キャスティングさえ出来れば釣れるということはありません。
キャスティングは釣りの一部、プロセスですから。 キャストしてからの方が大切なのです。
でも、バックスペースが無い場所で思い通りに釣りが出来ると言うことは、釣り場の幅がかなり広がりましたね。
今回は、実感しながらキャストしました。
そして、1キャストごとじっくりと探っていき、1キャスト2ステップダウンで釣り下り探っていきました。
そして、5投目をしたとき、「ズンズン」と頭を振る振動がロッドに伝わってきたのです。
「ヒット!」
抜群のヒレをした 美しいイワナ! 大きさ、太さ、抜群のコンディションです!
かなり太っていて阿寒湖のアメマスを思い出させるようなプロポーションでした。
その後、下流のポイントを見て、川が河川工事で濁ってきて状況はあまり良くない状況なので、釣りは終了!
ここから1時間先にある、テンリュウ 本社へ、今年開発している NEWロッドの状態を見に行きました。
今年開発しているロッドは、メチャクチャに面白いロッドです! (LSシリーズ)こうご期待!
解禁半日の釣りでした!