渓流で、シングルの#3ロッドで!
スペイキャスト!!
ブッシュの中で!
小渓流で! スペイキャスト!
こんな事が出来るのです!
渓流でのショート&スピードの スネークロール・キャスト
このキャスティング、覚えると絶対的に釣りが有利になるキャスティングです!
いている事も頻繁にありますよね。
渓流のブッシュが被ったポイントへ来た時、ブッシュが気になり、「どう投げようかな〜・・・・・」
考えてしまう事ってありませんか?
そこで、どうしようかな?と考えているうちに、魚は人が来た事に気がつき、岩陰に消える・・・・
ブッシュの間を通してキャストする事に気が取られ、ピンスポットからフライは外れ、違う方向へ・・・
ドラグが掛かる・・・
鱒はこのことを見ている。警戒する。
釣り人は、
「ここに鱒はいなかったんだ・・・」「次のポイントへ行こう!・・・」
このような事って、渓流では頻繁に起こっています。
渓流の極意は、ポイントに近づいたら、即座にピンスポットへフライをキャストする事!
もたもたするな!
即座にキャストして、気配を感じさせる前に釣る!
これが最も重要な事です。
そんな、小渓流を釣る時、
皆さん、自分が思った場所へ、ピンスポットにフライを直撃出来ていますか?
これ、ロッドの性能では、面白いようにフライを直撃させる事が可能なのです。
「思うようにキャスティングが出来ない」と言われる方の話を聞きますと、
ほとんどの方が、バットの柔らかいロッドを使用しています。
これってどう?なのでしょうか。
上級者が、キャスティングテクニックを駆使してバットの柔らかいロッドを振るならば、コントロールも可能になるでしょう。
しかし、上級者やプロでもないのに、ロッドのコントロールが完璧ではない方達が、バットの柔らかいロッドを振ったら、バットから曲がるわけですから、ティップは大きく動く事は、理論的に解りますよね。
コントロールがきかなくなれば、ティップはブレるのが当然です!
さらには、テーリングが発生しラインにフライが絡む!
飛んでいっても、フライは上方向にキャストされ手前に落下? ひどい時は前に飛ばすのも必死となるでしょう。
ピンスポットへフライを飛ばし入れるなんて、そんなサーカスみたいな芸当は無理!
こうなってしまうはずです。
ロッドのバットは、やわらかいのも良くないですが、硬い方が良いばかりではありません。
バランスです。
ティップから力を加えると徐々に曲がって来る形がベストなのです。
強くもなく柔らかくもなく
常に、ティップをシャキッとさせる為の張りが必要なのです。
こんなロッドを使用していれば、初心者の方でも、気持ちよくピンスポットへフライを入れる事が可能なのです。
その研究を徹底的に行ってきました。
世の中に、初心者用ロッドのアクションは、理論的に存在しないと思っております。
キャスティングの行いやすいロッドは、
誰がキャストしても同じ、初心者の方でも、エキスパートやプロの方々が使用しても、それは同じ筈です。
そこで、キャストが出来ない、柔らかいロッドを使用している方々の どうしてピンスポットへフライが入らないか?
その状況を説明しましょう。
柔らかいロッドは、少々の振りでは、ロッドが動きを吸収し、ラインに動きが伝わりません。
そこで、ロングリーダーを使用していると
力いっぱいロッドを振り下ろし、パワーを伝えようとキャスティングに力を入れなければ ならなくなります。
すると、
フライは確かに飛んでは行きましたが、飛ばす事が精一杯で、コントロールまでは無理、方向性を定められなく、フライはピンスポットへ正確に入りにくくなるのです。
飛ばす事に、一生懸命で、スポットを狙うまでに至らなかった!こんな事もしばしばあります。
そして、柔らかいバットのロッドは、反動が多きく、ロッドを停止しても止まりません。
すると、
ティぺットとリーダーの接続部分くらいからまず先に水面へ着水しだすのです。
図7〜8の部分です。
するとラインは b,c,d,eの形状で飛んでいきます。
ワンテンポ遅れて、フライが水面に着いた頃には、先に着水したラインが流れに引かれ始め、いきなりドラグがかかりだしてしまう事になっているのです。
まずは、ラインが水面に着水してしまうのです!
とんでもない事です。
ここに強い流れががあったら・・・・・最悪です。
そこで
これを回避するには、キャスト&メインディング という難しい方法が必要なのです。
キャストしたら即座にメインディング。 こんな難しい釣りをされていませんか?
少しでも大きくメインディングをしてしまったら、フライが戻ってきてしまい、キャストのし直し
フライを動かさなく、ラインだけメインディングするのです。
着水したフライに、魚が反応し近づいて食べようとした瞬間!
メインディングに力を入れすぎフライが動けば、魚は一気に逃げ出します。
メインディングをせずに、そのままならば、即座にドラグが掛かり、魚は一気に逃げ出します。
この技は、ベストな力が必要で、初心者には無理!
何年も苦労して、適度な力が入れられるようになるもので、とても難しいテクニックです。
キャストは難しく、さらにその後までも難しく、ムチャクチャに忙しく、大変なことなのです。
これ、多くの方が挑戦していますよね。
これは、釣りとして、行いやすいことでしょうか?
この図を使い、理論的にこの現象を解明してみましょう!
これ ボヨン・ロッド(バットの方向性が付かないような柔らかいロッド)でのプレゼンテーションを表した図です。
この原理で、まずはフライラインから水に着水するのです。
しかもこれはかなり早くです。
フライが水面に届く頃には、もうすでにラインは流され始めているのです。
ですので、キャスト即座にメインディングという難しいことをしなくてはならないのです。
そして、ループはワイド
風に弱く
直進性に優れていなく、力が伝わらない。
向かい風だと、手前にフライが落下する事は当たり前です。
ショートレンジでしたら、ロングリーダーをターンさせるには良いが・・・
バットが柔らかければ、当然ティップはフラフラして、テーリングループを発生しやすくなります。
図のように綺麗にキャスト出来ればよいのですが。
ついでに一言
フライラインの形状は、ロッドティップの動きが全てを決めています。
大掃除をしていたとします。
軒下の部分にはたきを掛け掃除しようとした時
4mの棒にはたきを縛り、掃除をする事にしました。
その棒は、
・柔らかくボヨンボヨンした物と
・硬く重い鉄の棒
・鮎竿の太い部分を4m(とても軽い)
どれが一番扱いやすいか?
そんなのお解りですよね。
バンブーロッドから、グラスに変わり、そしてカ−ボンへ
柔らかい物では、思うようにコントロールが出来ないのです。
硬く重いものでも、扱いにくいのです。
適度にしなり、軽い物が、自由に扱えベストなのです。
ロッドも同様です。
考えましょう!
バットから曲がり込んで行くロッド 特に#3ロッドです。
力いっぱいロッドを振り下ろしてしまうとロッドは、バットから曲がり込んでしまい下記の事が生じてしまいます。
正確に狙いにくい。 リーダーから着水するから、ドラッグが掛かりやすい、だからさらにリーダーシステムを長くする悪循環を引き起こす。- ドラッグを回避するために、メインディングを頻繁にしなくてはならない。
バットの柔らかいロッドは力を入れなくともこの現象が起こります。
しかも、バットの柔らかいロッドは、アワセ切れを起こしやすく、コントロールは難しく、鈍感なのです。
このロッドアクションは、釣りが行いやすい物なのでしょうか?
日本では、バットが柔らかいロッドがかなり多いのです。
その理由は、魚が小さいから、曲がるロッドでないと・・・・・
これって本当なのでしょうか?
曲がったら引くのですか?
曲がったら、写真写りがよいだけでは無いでしょうか?
この日本のバットが柔らかいロッドが人気という現象は、世界的にみても珍しく、
なぜか 日本は独自のロッドアクションが流行ってしまったのです。(一部のプロが、流行らせてしまった結果です)
海外の大手メーカーがJapanアクションと称して出している不思議なロッドがそうなのです。
なぜ日本だけ?
世界には、日本のような渓流はやまほどありますよね。
皆さん不思議に思いませんか?
余談ですが、
「細糸が使えるロッドを作ってくださいよ!あなたのロッドは固すぎませんか?」そんな野暮な意見がありまして、どうやらその方は、「柔らかいロッドは、アワセ切れを起こしにくく、固いロッドはアワセ切れを起こす!」そう思っているらしいのです。
これ、大間違いです!
柔らかいロッドは、アワセを行った瞬間!パワーは先端へ瞬時に伝わらず、ロッドティップの動きがワンテンポ遅れて曲がりだし、さらに、ラインの重さをロッドが吸収してしまうから、なお遅れてしまい、それをカバーするために、釣り人の動きは大きくなるのです。
柔らかいロッドを使用されているプロの方、その方のフッキングをみてください!
驚くほど大きな合わせ、体までも使用して、1歩下がるほどです。
大きなアワセは、その反動も大きく、柔らかいロッドは、ラインなしで振っても大きく曲がりその反動は大きいのです。
大きなアワセを必要とするからには、反動はさらにに大きくなり、ロッドを止めた後その反動でティペットが切れてしまうのです。まあ、プロの方ですからそこの所は、プロとしてテクニックでカバーされ、合わせ切れを少なくしているのでは???
でしょうが、
普通の方々は無理ですね!
柔らかいロッドは、その反動が原因で簡単にアワセ切れを起こすのです。
バンブーロッドも、合わせ切れが多いロッドです。
これ全てが、竿の反動なのです!
素振りで曲がってしまうロッドは、反動が大きいロッドで、フッキングをしたら、その反動が必ず大きく出てしまうのです。
でも、固いロッドが良いわけではありません。これ反動が原因ですので、その反動を小さく押さえたロッドが、最高なんです!
反動を押さえたロッドとは?
軽量ハイカーボンを使用して、ロッドの先端自重を押さえたロッドなんです。
すなわち、バンブーは重いですから、 全く逆方向のもの!です。“カーボンロッドであるための理由”があるロッドです。
最先端のハイカーボンはとても軽く、重さをかけると曲がるが、自重が軽いために素振りでは曲がりにくいロッドになるのです。素振りで曲がってしまうということは、反動が大きいロッドなんです。
ロッドの先端部分を支えるのがバット部分です。
いくら先端が軽くとも、バットが柔らかければ、先端が重いものと同様、反動が大きく出てしまうのです。
反動は小さい方がベストなのです!
反動が小さいということは、、フッキングの動作も小さく、アワセ切れも起こしにくくなり、なおかつループも小さく思いのままにキャスティングができるのです。
バットの柔らかいロッドを使用していますと、合わせ切れは多くなり、細いティペットは使用出来なくなり、結局は、極小のフックも使用出来なくなり、ピンスポットへフライは入れられなくなり・・・・・
皆さん、そんな難しいロッドを使用していませんか?
悪条件の中でも正確にピンスポットへフライを落すスペイキャスト!
かなり話がそれてしまいました。
本題のキャスティングですが、渓流でスペイキャストを行うと何が凄いのかというと、まず、この長めのリーダーで大型のフライを使用していても、ピンスポットへフライを直撃できるターン性能にあります!
フライではなくエッグヤーンを取り付け、初春に北海道でキャスティングスクールを行ったとき、あまりにも凄い強いターンで、エッグヤーンが雪の中に刺さってしまったほどでした。
向かい風の中でも、オーバーヘッドでキャストするより正確に完璧なキャスティングができます。
そして、バックスペースが無い場所でもキャスティングができる有利な点もあります。
ブッシュが被っている場所でも、完璧に狙い打ちができます!打ち返しの早さは別格!
それと、このキャスティングは、打ち返しがメチャクチャに早い点があります。
フライがポイントを流れ終わったら、ロッドの先端をクルッと回しeの字を描きロッドを少しサイドからバックへ振り、前に振り下ろすのです。たったこれだけで、フライは、狙ったピンスポットへ突き刺さって行きます。
とにかく、空中にフライがある時間より水面にフライがある時間が長いから、トラブルは少ないし、当然釣れる確率は高くなりますよね。
アクション
この渓流で、スネークロール・キャストを行うには、適したアクションのロッドが必要なんです。
通常、スペイキャスト用のロッドというと、バットから曲がるアクションの物が好まれますが、バットから曲がる物が必要な事には理由があるのです。それは、ロッドの曲がりが大きくなると、当然ループも大きくなり、ラインが空気を抱える分ロングキャストができるのです。
通常のスペイロッドアクションとは大きく違う渓流のスペイアクション
しかし、渓流では、ロングキャストは全く必要がないし、大きなループはブッシュに絡んでしまい、トラブルの原因になるのです!
バットは、しっかりとした物で、先端にかけて曲りが出てくる物がベストです。ロッドをeの字にクルッと回したとき、ロッドの先端が小さくスピード感あふれた動きを見せてくれると、コンパクトで早いループが出来上がりアンカーを必要としなく、フライをキャストできます。
大きくゆっくりとした物とは対象に、コンパクトに早くですから、軽量のハイカーボンを使用したロッドティップが作り出すアクションが最高なんです。
曲がるんだけど、戻りが早く、反動が少ないロッド。そう、アワセ切れのしにくいロッドのアクションと同様の物なんです。
そのアクションを求め追求し、そのイメージを具現化したのが
K・Bullet JF シリーズ です。
特に、6ft8inは、最もスペイを行いやすいアクションに作り上げました。このロッドが持つスピード、そしてコントロール性能は他にはないジェットファイター(ジェット戦闘機)そのもののアクションです。
高級軽量ハイカーボンをメインに使用し、特にティップ部分にこれだけの物を使用したのは他社にはない特別なロッドです。
このロッドが一番人気です!!
7ftは、このシリーズの中でも、特にコントロール性能を上げ、しかもオーバーヘッドでのロングキャスト、そして大物を狙う事もできるよう、全体にしっかりとしたパワーを持たせてあります。本流でも使用できるアクションです。北海道や東北、海外での藪沢には最適です!
7ft8inは、シリーズの中では一番扱い安いタイプのロッドです。小渓流から本流まで、スペイからオーバーヘッドまで全てを無難にこなす優等生のアクションです。
ラインをピックアップ。 eの字にロッドティップを回す
サイドから見たループ 正面から
後方から 正面
次にバックへロッドティップを動かし フォワードへキャストする
終了
ここでは、見やすくするためにフライラインを長めに使用しましたが、通常の渓流では、フライラインは、50cm〜2m位で、
リーダがメインでも、全く問題なくキャストできます。
トラブルがないし、早いし、一度覚えると、思ったより簡単!!
オーバーヘッドと併用すれば、最強のフィッシングが出来ます。
ダブルハンドを行ったことのない方々!
K・Bullet ならばどのロッドでもこれらのスペイキャストが可能です。
渓流などで、スペイキャストを行っていますと、このテクニックは習得出来、
初めてダブルハンドを持った時、いきなりでもスペイキャストが行えるようになります。
貴方も、今年から、渓流でスペイキャストを行い、今まで狙えなかったポイントを攻めていき、良い釣りをしましょう!
一言
このキャスティングで不利な点としては、フライが乾きにくいと言うこともありますが、このキャスティングしかしないわけではないので、フライを乾かすときは、フォルスキャストをして乾かせば良いのです。問題は、ラインに回転を加えるから、ラインが回り、ねじれやすいのです。よってリールから出しているラインがねじれだしたら、逆方向にラインを回転させ、ねじれを取ることが必要です。スペイキャストをしていればしょうがないことですがね。それ以上に利点が多いのです。
こんな事が出来るのも、結局は、バットがしっかりとしたロッドだからなのです。
世界的基準のロッドです。
合わせ切れは起こしにくいし、ピンスポットへフライを正確に入れられるコントロールの良さ。
そして、悪条件ポイントでも、いろいろなキャスティングが出来ますから、ガンガン攻めていくことが出来ます!
これが K・Bulletなのです。
今まで、我が国内に、このような考えを持って開発されたロッドはあったのでしょうか?
源流ショートロッドにはJFシリーズ
少し開けた川には、ロングロッドのLSシリーズです。
管理釣り場から渓流まで、オーソドックスなロッドならば、EX#3 EX#2 WT#3がお勧めです。
初心者の方には、EX#3が特にお勧めで、このロッド最高に扱いやすいロッドです。
ついでに1言
オーバーヘッドキャストも、このロッドは最高のレベルです。
#3 20m以上キャストでき、多くの方からフルラインキャスト出来た#3ロッドは初めてですと
感激のメールを多く頂きました。
このロッド、今回はスペイについて書きましたが、基本はオーバーヘッドロッドです。
大きく振らないで小さく振って、タイトループを作ってください。
ピンスポットへ面白いくらい正確にフライが突き刺さっていきます!
JFって名前はそこから来ています!
Japan・・・何々 と多くの方がお思いでしょうが、違います。
このロッドの名前は、Jet Fighter ジェット戦闘機 です。
最新の ジェット戦闘機
科学と理論が産んだ 高弾性ハイカーボン・ロッド
ボタン一つで、簡単にピンスポットを爆撃出来る ジェット戦闘機 です。
お勧めフライ
スペイキャストで釣りをしてきました。