2012年 以前池の一部をお借りしていた養鱒場を運営することになり、鱒の養殖を開始いたします。
KenCube 養鱒場
第12章
台風被害
その後は順調に成長
2012年 6月 19日 岡崎 台風直撃
ある程度の影響はあるかと予想し
前もって水路の掃除に出かけていた。
養鱒場は水が命です
平水で、濁りもなかった水も
台風の影響で濁り、水位が増し、落ち葉、小枝が多く流れ水路をふさぐ恐れがあるので
要注意だった。
夕方まで、作業は掛かり、帰宅
その後、台風の増水は、予想以上で、水の取り入れ口が、ゴミで埋まってしまった。
翌朝
毎日餌を与えてくれている方から連絡があり
水路は小枝と落ち葉でふさがり、酸欠!
4年飼育してきた鱒が約1トン死んだ。
この死骸をすくい上げ片付けるだけで1日かかってしまった。
悲しかった。
睡眠を削り、お休みもなく、仕事をし、確保して鱒の飼育に時間を掛けてきて
この事件はショックでした。
この夏には、水路確保のためのゴミ除けフェンスを制作することにした。
どのようにするかは思案中だ。
不幸中の幸いで、稚魚はまだ小さく、酸素を多く必要としなかったおかげで
全く死ぬことなく1万匹全てが無事だった。
2012年 7月 6日
活魚輸送 水槽の空気抜きを制作
最後の稚魚たちを全て 車に積み込んだ
この時の、我が家の飼育槽の温度は、21.5度 23度位が限界ですので、移動することにしました。
溶接を覚え、稚魚が逃げないようにフェンスを制作
この飼育池へ稚魚を入れた
その隣は、その前に飼育してきた稚魚たちの池
奥の素堀の池は、浅くなりすぎて、工事が必要ですので、来年使用する予定
この池に、今年初めに孵化した稚魚が1万匹
孵化から、190日
体長は、13cm前後で大きなものは20cm近くに育っている。
10月には、かなり大きくなる予想です。
2012年 8月1日
取水口 工事
2012年 9月16日
稚魚たちは順調です。
大きな物は、25cmくらいになっています。
ヒレも綺麗で、抜群のコンディション!
えさが高くなり、えさ代がかなりたいへん。
今年は、1トン位 死んだから、大赤字です!
この 落ち葉の防御柵があれば、今後はあのような事件は起きないと思いますが、
生き物を扱う仕事はたいへんです。
リスクが大きい割りに、成功しても利益がほとんどでない。
良い鱒を作ることが目的ですから、しょうがないですね。