鱒の飼育日記 その10

 

 


2005年 2月20日  水温12.9

ニジマス購入から110日目、孵化106日目  アマゴ孵化90日目


アマゴ の状態

なかなか育たないアマゴですが、よーく観察してみると、

7cmくらいまで育ったのが4匹いました。

小さいものは、まだ2cm前後その差は大きく違っていまして、

ここ最近、弱って死んでいくアマゴの死骸がいないところを見ると

小さな友達を食べちゃった疑いがあるので、今日、ニジマスの中に混ぜてあげました。

 

装置に問題あり!

昨日制作した装置ですが、下の切れ込みが少し大きかったようで、

糞がたまっているストッキングの中に数匹ニジマスが入ってしまっていました。

糞だけが吸い取れる金網を被せなければいけないようですね。

糞の回収具合は、抜群!水の汚れが、かなり少なくなりました。

 

 


2005年 2月19日  水温12.8

ニジマス購入から109日目、孵化105日目  アマゴ孵化89日目


今日、糞を吸い取る装置を作りました。

この中央にある塩ビのパイプです。

この装置はT字型になっており、池の中央部分に沈殿した糞が集まるようにできた(2/11の装置)ので、それを吸い取るために、パイプの中でエアーレーションさせ、手前に水と糞を一緒に運んでこさせます。

パイプの先端にはストッキングがかぶせてあり、       こちらは水中         
運ばれてきた糞をこの中へ集めます。       このパイプの中でエアーレーションして
                     水を上昇させ、底に集まった糞を
              吸い取ります。

 

 


2005年 2月15日  水温11.7

ニジマス購入から105日目、孵化101日目  アマゴ孵化85日目


 

良く餌を食べる稚魚は順調なのですが、そうでなくいっこうに成長しない稚魚もいるのです。

写真の右上の稚魚は、全長8cm、しかし、左下の稚魚は4cm前後なのです。

大きなものは10cm近くに成長しているのもいますので、食べられてしまいそうです。

 

 

 

 


2005年 2月13日  水温11.8

ニジマス購入から103日目、孵化99日目  アマゴ孵化83日目


 

予定通りで、糞がかたづけやすくなったために、水の透明度が増し

かなり綺麗になってきました。

日々順調に成長し、もう大きいものは8cm〜10cm近くになっています。

 

 


2005年 2月12日  水温12.2

ニジマス購入から102日目、孵化98日目  アマゴ孵化82日目


朝水槽の中を見ると・・・・

中心部分に糞が集まっていました。

これで簡単に糞を取り出すことができるようになりました。

そして、もう一つ、案が浮いてきたのです。

同じような塩ビの装置をこの糞のたまる場所に作り

長いパイプで糞を入り口に運び出す。

そしてパイプの先にストッキングを被しておけば、

ポンプで吸い出さなくても取り出せるではないだろうか?

今度、時間がある時に制作してみます。

 

 


2005年 2月11日  水温12.6

ニジマス購入から101日目、孵化97日目  アマゴ孵化81日目


魚たちはメチャクチャに元気です。

しかし・・・

エサをたくさん与えると、糞が水槽の角にたまってしまうのです。

いつもこんなポンプを制作し吸い取っていたのですが

あちらことらに糞が分散していますので、一カ所に集める装置を作ることにしました。

 

塩ビのパイプをカットし3つ口のジョイントを付けます

そして、その穴にエアーホースを通しパイプの中でエアーレーションするのです。

この装置を2カ所作り、池の水を回転させ、池の中心に糞を集める考えです。

この装置は成功するのでしょうか?

明日、糞はどうなっているか楽しみです。

 

 

 


2005年 2月9日  水温12.3

ニジマス購入から99日目、孵化95日目  アマゴ孵化79日目


 

今日はエサをたくさん与えてみました。

しかし、どれだけでも食べに来まして、

ここまま食べさせ続けると死んでしまいはしないか?と心配になったほどです。

 

この鱒、鼻が欠損していると思うんですよ。

生きて行くには問題ないのかな?

 

 

 


2005年 2月6日  水温11.4

ニジマス購入から96日目、孵化92日目  アマゴ孵化76日目


アマゴの状態ですが、ここ最近になりようやく死んでいく稚魚が激減してきました。

今いる魚たちは、餌をたくさん食べ、おなかが大きくなっていることが確認できるようになり一安心しています。

 

 

 


2005年 2月5日  水温11.4

ニジマス購入から95日目、孵化91日目  アマゴ孵化75日目


昨日は、早朝から長良川へシラメの取材に行っており、全くエサをあげられなかったのです。
そうしたら、今まで少し気にしていた、水の白濁が、綺麗なクリアーになっていました。
エサを与えないと綺麗になるとは、濾過ポンプが少し小さかったようです。

一昨日の続きですが、エサ釣りクソジジイが長良にいました。
橋の上から糸を垂らして、50匹近く釣り、あたりの雪は血まみれ。
こんなにたくさん持っていってどうするんですかね。

ペレットの味しかしないバケツ放流アマゴを食べて
「これは格別に美味しい」というんですかね?

それと、長良のシラメはボロボロです。どうやって養殖するとあんな魚ができるのでしょうか?不思議です。ちなみに天竜漁協で養殖しているアマゴは、天然といってもわからないくらい綺麗ですし、愛知淡水のアマゴもまだまだまともです。
うちのアマゴもあんなにボロボロにならないように育ててみます。

 

 


2005年 2月3日  水温11.8

ニジマス購入から93日目、孵化89日目  アマゴ孵化73日目


 

 

ひれの色、体色、斑点それぞれの個性が出て、
性格もおとなしいものや、やたらにほかの鱒を追い散らすものなど違いがはっきりと出てきています。
餌を与えるときに、ほんの少しだけ水が流れ出しているところへ餌を入れてみると、
かすかなにおいを感じるらしく、敏感な鱒は一目さんで走り寄り餌を探し出します。
しかし、のんびりやさんは知らんぷりでゆっくりと泳いでいるんですよ。
この違いが、成長の違いになると思います。

しかし、あまりにも慌てて無警戒で餌を食べている鱒を見ていると、このまま川へ放流したら
簡単にエサ釣りのオヤジどもに釣られてぶっ殺されてしまうんだろうな・・・・なんて思ってしまいました。