2011年 11月 21日 追筆
スーパー ロングディスタンス ラインの開発
ＳＬＤ Line
ＳＬＤ ＃６ライン は 全て完売してしまいました！
#6での競技が無くなってしまいましたので、生産は終了いたしました。
より遠くへ！気持ちよくキャストしたい！
その思いは、フライフィッシングを行っている全ての方が思う事ではないでしょうか？
どんなラインが本当に飛ぶのか？
それは、同じ条件で、しっかりと計測をしなければハッキリとはわからないものです。
そこで、目安となるのが距離競技です。
大会の参加される方は、誰もが１位を目指し、より飛ぶラインを使用してきます。
そこで、その大会に幾度と無く参加して観察してきましたが、ラインの性能は大きく影響しており、
飛ぶラインと飛ばないラインの差がハッキリと出るのです。
そこで、大会では何処のラインが一番良く飛んでいるかを調べていくと、それはスペイラインであり
それをカットし、使用しているのですが、オーバーヘッドように開発されたラインではなかったのです。
そこで、オーバーヘッドキャストで使用する専用のラインを製作すれば、さらに飛ぶのではないか？と、
夢を叶えるために、KenCubeは ロングDistance用のラインの開発に取りかかる事になりました。
そして、このラインは、KenCubeのモットーである“超実践的”の考えを入れ、
釣りで使用してロングキャストが可能なラインの製作を目指します！
シングルハンド ＃６ラインの開発
ここで使用しているロッドは、 K・Ｂullet Distance ＃６
最新の高弾性カーボンをふんだんに使用し、軽量化させ、高い反発力を求め、
最新の技術で完成させた K・Ｂullet ディスタンスシリーズ大会で多くのメダルを勝ち取ってきたロッドで、釣りという実践的な事をメインに開発されたロッドです。
その、＃６ロッドを使用し、＃６ではフローティングラインで何メートル飛ばす事が出来るのか？
投擲台ではなく、地面に立ち、45ｍ以上を飛ばすラインの開発に挑戦した記録映像です。
ーーー 試作 第１回目 ーーー
まずは、キャスティングの開会で使用されているラインを３０ｃｍ刻みで太さを計測し、
そのテーパーデザインを調べたのです。
その次に、通常のフライラインの、Distanceようにデザインされているラインの形状を調べだし、
スペイラインの重さと同じ様になるよう、独自のテーパーを加え図面を書き上げました。
それが、KenCube製作 SLD（スーパーロングディスタンス）ラインの第１号です。
結果は、おもうほど上手くは行きませんでした。
そして、
もう一度図面を書き換え、再制作したのです。
それがこのラインでした。
またまた思うようにいきませんでした。
無風で、４５ｍを超えるラインは出来るのだろうか？
大会でもそんな記録は無いのです。
キャスティングの大会は、投擲台という高さ60cmの台の上からキャストしますから、
バックキャストは低くできるし、キャストする位置は高いので、かなり良く飛ぶのです。
そのことを承知の上で、地面からキャストして、＃６で45ｍは、目標のハードルが高すぎるのでしょうか？
悩みました。この後２回製作しましたが、微妙に変えたがなにも変わらなく時間が過ぎていきました。
決まらないデザイン、何度も試作を繰り返す事に、ラインを製作している工場からも、
いい加減にしろといわんばかりの連絡が入り、試作１回２００ドル＋送料のことも考えると、
完成しても売れる数は限られているので諦める事も考えました。
しかし、
完成したならば、デザインや研究した事は、他のラインでも使える事を信じ、
再度デザインを書き上げラインの制作に踏み切ったのです。
そして、出来てきたのがこのラインでした！
とうとう完成しました。
今までいろいろなメーカーがフライラインを販売してきましたが、
初のロングディスタンスラインが完成したのです！
地面からキャストして、無風に近い微風の中、47ｍを超えたのは記録です！
45ｍを超えるだけでもとんでもない事です！
風は吹いている中で、競技場でなら、驚く記録が出るでしょう！
K・Ｂullet Distanceロッド ＃６は、大会で多くのメダルを勝ち取ってきたロッドで、
釣りという実践的な事をメインに開発されたロッドです。
このロッドと、新しいスーパーロングディスタンスラインは
過去にない最強の組み合わせである事間違いないです！
写真で見せ、「飛んだ！」といわれても誤魔化しはいくらでも出来ます。
しかし
映像では誤魔化しがきかなく、実際に起きた事がそのまま映し出されるのです。
＃６で 47ｍを超えた 実証！えいぞうです。
2010年 8月01日
６月中に出来上がってくる予定だったラインが、RIOの工場生産が追いついていなく、大幅に遅れ
ようやく出来上がってきました。
Super Long Distance Line
SLD Line ＃6
実釣から大会まで使用出来るように、
このラインはカットして使用出来ます！
使用方法
このラインですが、少し特殊なLineですので、その使用方法を説明させて頂きます。
このラインは、全長18ｍ 27ｇを基本に製作されたLineです。
しかし
このラインは、さらに長く 20ｍ 30ｇで製作されております！
通常の釣りをメインとしたご使用を希望の方は、先端より12ｍ〜15ｍでカットしご使用ください。
キャスティングに自信のある方、バックキャスト時にLineが落下しなく、よりロングキャストを求められる方は、
15ｍから18ｍでカットしてご使用ください。
キャスティングの大会、練習で、投擲台からキャストされる方、18ｍ〜でご使用ください。
このラインは、18ｍ前後で製作したLineですが、キャスティング大会などで、それ以上の長さのLineを求める方も多く
その要望も考慮して、18ｍ＋アルファーで製作しましたので、18ｍ以上の長さがあります。
上記にも書きましたが 販売時点でのLineの長さは 20ｍ前後 30ｇとなっております。
ご自分の使用目的に合わせ、カットして使用することが出来るLineです。
カットされるのは後方からです。
ラインの形状は、図のようになっております！
前後が解らなくなってしまったら、
両端を合わせ、太さを見比べてみてください。
先は細く、急激に太くなるのが先端
少し太めで、だんだんと太くなっていくのが後です。
このラインの先端はカットしないでください。
Lineをカットした余りのLineは必ず保管しておいてください。
もし、短くカットしすぎてしまった場合でも、簡単に継ぎ足す事が可能です。
ランニングラインとの接続ですが、スプライス接続もしくはコアin接続をお勧め致します。
釣りで使用される場合は、ループトゥループがお勧めです。
詳しくは Lineの接続方法 をご覧ください。
完売いたしました。
ロングキャストを覚えたい方は！
驚くほど飛ぶラインを使用してもキャスティングがダメなら当然ながら飛びません！
ロッドとラインが良くて飛ばないならば、残るはキャスティングのみ。
しかし
タックルが悪ければ、キャスティングが悪くて飛ばないのか？
タックルが悪くて飛ばないのか？
その両方で飛ばないのか？
答えはわかりません！
ロングキャストを行うには！
カッコイイキャスティングを行うには！
それなりのロッド、ラインが必要です。
しっかりとしたキャスティングを身につけるならば、
確実に飛ぶ事が実証された K・Ｂullet ディスタンス＃8 KenCube SLDライン#8
をご使用ください！
これで飛ばないならば、問題はキャスティングです！
杉坂研治もキャスティングは衰えていくためにいつも練習をしております。
皆さんも、キャスティング練習を行い、気持ちよく、格好良くキャスト出来るようになりましょう！
無風40ｍのキャスティングを目指せ！
