渓流で、ショートロッド、K・Bullet JFを使用してのキャスティング
夏の渓流の源流へ行くと開けたポイントもあるが、このようにブッシュで囲まれた場所も多く
このような囲まれながらも広い場所こそ、餌釣りなどでは釣りにくく、良い型の魚が多いポイントです。
そこで、キャスティング能力のないロッドでは、この狭い中で流れ込みの白泡の横、岩の前に
フライを正確に届かせることは難しいのです！
私たちが思っていることは、
“いつでもどこでも良い魚が釣りたい！”
そのためには、ここで浅瀬に足を入れず静かにロングキャストがしたいのです。
このような場所は、日陰で、時々は対岸の大岩付近にイワナが出てきていることもあります。
水深があれば、間違いなくそこにきていますが、このように浅い場所では、きていても警戒していることが多いのです。
そこで、キャストが出来ないからと、浅瀬に一歩踏み込んでしまうと、水面の波紋が伝わり
浅瀬に魚がいた場合は一瞬にして流れ込みの岩周り（深い部分）に逃げ込んでしまうのです。
大型で強い魚は、良い場所にいて、小型の魚は浅瀬の良くない場所にいることは普通です。
浅瀬の魚が逃げ込んできたら、大型の魚も一気に逃げてしまうのです。
ですからこのような場所では、
一投目から、静かに、正確に、大物が潜むナンバーワンのポイントを攻めなければ大物は釣れないのです！！
そんなとき、
グラスロッドやバンブーロッドのような、キャスティング能力の低いロッドでは、太刀打ちが出来なく
「ここには魚がいなかった」という結果となるでしょう。もう逃げているのです！
ここで欲しいのはキャスティング能力とこの中で振れるショートロッドなのです。
長いロッドでは、このようなブッシュの中ではフライをブッシュに引っかけやすくなり不利なのです。
こんな時にベストなものが欲しくて、作ってしまったのが K・Bullet JF シリーズ
JFという名は、ジェット・ファイター そう ジェット戦闘機です。
多くの人がJapanなんとかということと思っていたでしょう。
違うのです。
ボディーは小さく、飛行能力は高く、正確にミサイルを撃ち込むことが出来る最新の兵器！
Jet Fighter
ショートロッドでありながら、キャスティング性能を上げ、コントロール性能を徹底的に上げたモデルです。
渓流はブッシュの中ばかりではありません。
時には、こんなに広いプールもあります。
ここで先ほどと同様、立ち込んでしまったら、魚は警戒し、釣れないで終わってしまいます。
小型魚は周りのどこにいるか解りません！
一投目から、大物狙いなのです。
この様な場所では、ロングキャストが出来なければ釣りになりません。
夏の渇水期は、特に、魚たちは臆病になっています！ 驚くほど警戒しているのです！
ブッシュの中でのキャストも可能
ショートレンジはもちろん ロングキャストも気持ちよくでき
バックスペースのない場所では、各種のスペイキャスト、スカジットキャストが安易に行える
そんなロッドを制作したのがＪＦです。
その名にふさわしいロッドとなりました。
車を横付けで、入りやすく人の多い源流へ行き、半日釣りして連発でした！
そこで、ＪＦを使用してのキャスティングを紹介します！
この説明の中で、スネークロールキャストを行いますが、アンカーは使用しなく、バックにラインを送ってキャストしますとターン性能が上がるため
そのキャスト方法を行っております。バックスペースが無い場合は、ラインが後へ行かないよう、アンカーを横に打ちます。
ロッドの振るスピードが速く、軽快に気持ちよくキャスティングが出来ていることが解りますよね！
テンポ良く、気持ちよくキャスティングが出来るロッド。
なんだかキャスティングが上手になったような感覚が持て、楽しくなるロッドです。
スペイもやりやすく、スペイキャストを覚えることも出来ます！
K・Bullet JFのアクションについて、その理論は何か？
バットのやわらかいロッドは、コントロールが難しいのはなぜ？
是非ご覧ください！
ここで使用したロッドは、
ランニングライン ＥＸシューティングラインフローティング（45ｍあるので、もったいないから半分にカットして使用）
シューティングラインとラインの接続方法
リーダー KenCube ステルスカラー・リーダー 4x9ftに ティペットGM0.6号を60cm
お勧めのフライは、
ショートロッドでの渓流
ひと味違う感覚で、これまた楽しいと思います。
皆さんも是非体験してみてください！