鱒の飼育日記

購入から13日目

2004/11/15  水温18.1   変わらない状態が続いています。

購入から15日目

2004/11/17  水温17.6   数匹ですが鱒がヨークサックを吸収し浮上を始めました。

 

購入から17日目 孵化して13日目

2004/1119  水温17.8   

かなり多くの鱒が浮上を始めたので、今日初めてペレットを与えてみると次々に食べ出します。しかし、水槽の底に死骸と死卵が山ほど貯まっていて、かなり臭い!

我慢できなくなり、今日稚魚を別の水槽に移し死骸をかたづけたのだが、稚魚と死骸を区別することが難しくかなりたいへん。

ウエイダーを履いて水の中の作業ですので、動きづらく腰は痛くなるし・・・・2時間も掛かってしまった。

今回は孵化装置のシステムが良くなかったようです。
死骸と腐敗した水が簡単に捨てられるようなシステムを考えないと・・・・・              来週中には次の卵のアマゴが1万粒来るので、それまでには何とかしなくてはならない。

購入から18日目 孵化して14日目

2004/11 20  水温16.8 

今日も、稚魚を傷つけないように死骸を網で片付ける作業をした。
よく見ると水槽の底には死骸のヨークが腐敗し粘土のようにこびりついていることを発見。今まで稚魚が覆い被さり全く見えなかったのだ。その数はかなり多く、今日は完全に死卵や死骸など全てを片付けることにした。結果、4時間近く掛かってしまった。ウエイダーを履き水中での作業、そして中腰! ひどい腰痛になりそう。
毎日こんなことしているわけにもいかないし。良い方法を何か考えないと・・・・・

稚魚は、お腹のヨークサックが段々と小さくなってきていることが確認できます。

購入から19日目 孵化して15日目

2004/11 21  水温16.5 

成長の早い稚魚は、かなりヨークサックが小さくなり元気に泳ぎ盛んにエサを食べます。

このあたりから鱒の成長に差ができはじめてきました。

購入から20日目 孵化して16日目

2004/11 22  水温16.2

水槽を二つに分け沈殿した餌と死骸を衣装ケースの水槽へ行くようにして、浮上してきた鱒のみを水槽に移動した。

まだ半分以上は浮上できずに衣装ケースの底で固まって泳いでいることが解る。
これで稚魚と死骸の分別は簡単になりそうだが、次の問題が出てきた。
日に日に気温が低下してきてそれに伴い水温も低下し始めているので、養殖槽全てをビニールシートで覆い冷気の侵入を妨げることをしなくてはならないだろう。

 

購入から21日目。アマゴの初日

 

孵化していた稚魚

2004/11 23  水温16.5

今日アマゴの卵 1万粒が到着した。

前回のニジマスの時に排水を飼育槽へ流したために、孵化後飼育槽が泡だらけになってしまった失敗を参考に、今回は、水温低下を防ぐ発砲スチロールの大型ケースを使用し、飼育槽から水を引き入れ排水する方法にした。
これもいろいろと考えた結果です。
卵は黒い編み目のケースに入れ、稚魚になると編み目をすり抜け底に落ちていきます。
このケース、この編み目の大きさのものを探すのにかなり苦労しました。
卵はくぐり抜けないが稚魚だけくぐり抜けることができる網のサイズを探して・・・・・
見つけました。これは、ちりめんじゃこの釜揚げが入ってくるケース、または、鮮魚店で小さめな穴子の開きが入ってくるケースです。

これ最高です。
卵が宅急便で送られてきたときに、開封するともうすでに孵化している稚魚がいました。

これは大問題!イソジンで消毒ができないのです。

慌てて、選別し卵だけを一応消毒しましたが、次々に消毒液の中で孵化し始めてしまったので、消毒時間を短くしてしまいました? 大丈夫かな?

購入から23日目 孵化して19日目

2004/11 25  水温15.8

日々順調に育ってきています。

お腹のヨークサックもかなり小さくなり泳ぎ回って餌を探しています。