カッコよく!美しく! 釣りが上達するキャスティングを覚えよう!
基礎であるコントロールキャストを徹底的に練習しマスターして、
テイリングの出来ない方のみ 次のラインコントロールへ進みましょう。
ラインコントロール
宿題 4 & 5 リーチメンド
宿題 6 サイドアーム キャスト
宿題 7 スラックライン プレゼンテーション
宿題 8 キャスティングのテンポ(スピード)を変える
宿題 9 ロールキャスト
宿題 10 ロールキャスト その2
宿題 11 ロールキャストのループコントロール
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宿題 12 ロールキャスト・ピックアップ
35-40 フィートを出し、ロールキャスト・ピックアップからのプレゼンテーションを行って、 その用途を説明する。
1) ラインが伸びきった状態からロールキャストでフライを浮かせ、最後のプレゼンテーション まで、フライが地面や水面に接触しないこと。ホールは行わない!
実演を行うときに注意したいのは、ロッドが横から振らないことと、テイリングを起こさないこと
このキャストは、どのような場合に必要なのか? 6パターンぐらいありますが、4つは答えられるように勉強しましょう。
宿題 #13 正確度を練習する
片手だけで、フォルスキャストを5~6回繰り返し(ホールは行わない)、20フィート、30 フィート、45フィート位置に置いたターゲットに正確にフライを落とす。
まずラインを55 フィート出し、次にそれをティップから5フィート程度までたぐり込み、フライを手に持ってか らキャストを開始する。
以降、ラインの長さの調整はフォルスキャスト中に限る。第1ターゲッ トを外したら、再び5フィートまでラインをストリッピングしてから再トライする。
第2,ある いは第3ターゲットを外した場合は、その1つ前のターゲットにフライが来るまでラインをたぐ り込んでから再度トライする。
1) キャスターは、缶やマーカーから15インチ以内、あるいは30インチ径のリングの中にフライ を落とすこと。
2) 1つのターゲットにつき、最大3回までトライできる。
3) フォルスキャスト中、フライが地面や水面を叩いてはいけない。注意点は、キャスト時にテイリングを起こさないこと
ループが大きくならないことを気をつけて練習してください。
宿題 #14 利き腕と逆の肩側で、タスク #13を行う。
1) キャスティングのスタイルは自由であるが、パフォーマンスの基準はタスク#13と同様とする。
宿題 #15 ロールキャスト ディスタンス
45~50フィートの距離に置いたターゲットに向けてロールキャストを行う。
1) 3投が許される。
2) 缶やマーカーから15インチ以内、あるいは30インチ径のリングの中にフライを落とすこと。
3) ホールは許されないが、ラインのシュートは許可される。
[ディスタンスキャスト]
宿題 #16
45~50フィートのラインを出し、ダブルホールを使ったフォルスキャストを6~8回継続して 行う。
テイリングを起こさないこと。
注意点は バックキャスト時にテイリングをしない事 ループが大きくならない事を注意
宿題 #17
最低75フィートの飛距離を持つ、ディスタンス・キャストを行う。
1) テイリングを起こさないこと。
2) 試技は3回までとする。
3) フライはフライラインよりも前に落ちること。
注意 バックキャスト時にテイリングをしない事 ループが大きくならない事を注意 真っ直ぐRodが振れ
バックでループが横を向かないようにする キャスティング時はいつもバックを見て行う練習をすること
[インストラクション能力の勉強]
宿題 #18
ナロー・ループとワイド・ループの作り方を説明して実演する。
説明の内容と実演の内容とが一致すること。
説明の中には、キャスティング・ストロークのパワー段階におけるロッドティップ
の軌跡と、ループサイズの変化をもたらすキャスターの動作にかならず言及すること。
説明はシンプルかつ手短にまとめるべきである。
宿題 #19
テイリング・ループの発生原因と矯正法を説明して実演する。
説明の内容と実演の内容とが一致すること。説明の中には、ロッドティップの凹んだ軌跡と、そのティップの凹んだ軌跡がなぜ起こるかについてかならず言及すること。
説明はシンプルかつ手短にまとめるべきである。
テイリングの起こる原因の2〜3個を考え、説明できるよう勉強しましょう。
宿題 #20
ロッドのローディングについて説明する。
ライン重量と空気/水の抵抗が加速段階においてどのようにロッドを曲げるか、それによって蓄
えられたエネルギーがラインのキャストにどう使われるか、かならず言及すること。ローディングとは、空気や水、Rodの自重などの抵抗を利用し、Rodに負荷を加え続け、加速さ せ、Rodを曲げていくことを言う
宿題 #21
キャスティング距離が長くなってくるに連れ、キャスティング・ストロークがどう変わってくるか説明し、実演する。
説明の内容と実演には矛盾がなく、実演においてはその変化がはっきりと分かること。
このタスクのコンセプトとは、一般に投げる距離が長くなれば、キャスティング・ストロークも伸びてくるというものである。
宿題 #22
フォルス・キャストにおける良いタイミングを説明し実演する。
良いタイミングとは、前後キャスト間の待ちがじゅうぶんで、ラインがきっちりと伸びきり、かつテンションを失ったり大きく
落下し始めたりしていない時点である、というアイディアを盛り込むこと。
他の「説明&実演」タスクと同様、このタスクにおいても2つの間に矛盾がないこと、また実演に際しては必ず所期の現象を見せられること。
キャスティングの実演時に、テイリングを起こさないこと。
宿題 #23
向かい風対策を説明し実演する。
水面近くに狭いループを投げるテクニックを盛り込むこと。また、ラインスピードを上げる(パワーを加える)、急角度でキャストする(高いバックキャストから低いフォワードへ)、などといった説明を加えても良い。
基本的に3〜4パターンの方法がありますので、勉強して3パターンくらいは説明できるようにしておく
宿題 #24
利き手側から吹く風の対策を説明し実演する。
利き手側からの風は、ラインがキャスターの近くに吹き寄せられる危険をはらむ点に触れること。
それに対する解決策を少なくとも3つ提示すること。
基本的に5〜6パターンの方法がありますので、勉強して3〜4パターンくらいは説明しながら実演できるようにしておく
以上です。
これができるようになれば、貴方のフライキャスティングのメカニズムを理解できて
インストラクターになれます!
次は、インストラクターより上を目指せ!です。
マスターインストラクターの上を行く
エキスパートキャスターを目指しましょう!!
IFFFのフライキャスティングインストラクターは、近距離での基本ノウハウの勉強になりますが
実践の釣りでは、それ以上のロングキャストが必要になったりします。
そこで、覚えていきたいテクニックが、ロングキャストのテクニックです。
それを勉強するには、キャスティングの大会に参加することが一番の早道です。
アングラーズクラス シートラウトディスタンス 40m以上を目指しましょう!
アングラーズクラス シートラウトディスタンスとは
フローティングライン 27g 以下のラインを使用して、距離を競う競技です。
#8前後のロッドを使用して(ロッドの指定はない)キャストをします。
ラインは15m〜20mのラインを使用して、ロッドの先端からラインを出してフォルスキャストを行い シュートします。
すなわち、19m〜24m前後の長いラインをフォルスキャストする必要があり、
このキャスティングはとても勉強になります。
直線的なループができていなければ、この長さのフォルスキャストを行う事は難しくなります。
上記のキャスティングレッスン 宿題 が、できていれば、この長さのフォルスキャストは、できるようになります。
そして、この長さのフォルスキャストからのシュートです。
ラインが長く、重く、タイミングを取ることが難しくなります。
これは練習での慣れが求められます。
練習を繰り返すことで、ベストなタイミングがつかめるようになると、シュート時に重さを感じて、
長い時間ロッドに負荷が掛けられるようになります。
そして、最後にリストを返してシュートです。
K・Bullet ディスタンスロッド #8 を使用して練習すれば、40mの飛距離が出るようになります。
そして、さらに上を目指し
トーナメントキャスト Aクラスキャスター 公認記録50m以上を目指して勉強しましょう。
トーナメントロッドでの練習は、シンキングラインでの釣りに必須のキャスティングを習得出来ます。
そして、
筋力もアップしてきますので、キャスティング全般のレベルが上がります!
大会に参加しなくとも、練習し、飛距離が50むぉこえるようになれば完璧です!