オーバーヘッド・キャスティング
ハイスピード・ハイラインの神髄転がるループ、落下しないループを学ぼう!
基本レッスン1
理想とする美しいループ!の形状を覚えましょう
まずは、これから目指していく“美しいループ”とはどんなループなのかを考えていきましょう。
これはフォルスキャストのループ形状を図で表した物です。
これらのループはどちらが正しいループなのでしょうか?
01
![]()
02
フォルスキャストで、目指す形は02の形状なのです。
01の形状は、ループの先端が尖っていて一見はよく飛ぶように見えますが、このライン形状は、展開と同時にフライは落下して、釣り人の前で急激に上がっていくループとなるのです。
川岸に草が生えていたら、アウトですね。
確か以前に有名な方が「遠浅の川で立ち込んで釣るから、落下しても関係ないんだよ!」そう悔しまみれに言い放っていましたが、それは自分がキャストできないからの言い訳、「そんなに遠くへ投げなくても俺は大物がいっぱい釣れるから、キャスティングは練習しないね!」というとんでもない方もいますが、それと一緒です。
どんなキャスティングも全て出来ればもっと釣れるし、さらに楽しいよね!
話はズレましたが、どうして01のループが良くないかを説明します。
03の図を見てください。
03
このループも、01のループも同様の展開をしていくループです。
ナイフ型、船底型と呼ばれるループ形状です。
これらのループの展開を想像してみてください。
フライはどのように動いていくかを考えてみると、
フライは、進行方向にまずは引かれ、次に急激にターンです。
矢印1の所です。
下手をするとここでオーバーターンをして、スラックが入ってしまうこともあります。
それはこの最初のターン角度が鋭角すぎるからです。
そして、このターンが行われた直後、ロッドは反対方向へ飛ばそうと力が入ってきます。
フライはスピードを増し、斜め下方向へ引かれます。矢印2
そこで、力が入っていたために、その方向への惰性が働き、ループの形よりもさらに下へ行ってしまうのです。矢印3
そしてロッドティップ方向に引かれるので、釣り人の直前で急激に上がっていくのです。
フライは大きく上下してしまい、直線運動以外の力が大きく働いてしまうのです。
近距離ならば誤魔化しがききますが、20〜25mの長さともなると、誤魔化しがきかなくなり、キャストが乱れてくるのです。
これと全く同じ事が、
01
このループでも起こってしまうのです。
そこで、行わなければならないループは、この形状です。
02
このループは、ループの先端角度が大きくなっています。 先ほどの良くないループのように尖っていないために、この形状ならばターンに無理がかからず、スムーズに行えるのです。
この形状ならば、ターンしたフライは、スムーズにターンしたあと、直線的にロッドティップ方向に引かれます。
上下に無駄な力はかかっていなく、直線的な力がメインで働くので、フライは落下しないのです。
先端の丸いループは、ターンしている時間が長く、次のキャスティングへ移るタイミングが長くあり、余裕を持ってキャスティングができるのです。
そして、ターンする時間が長いために、そのときに一番地からが加わる時の時間が長く、じっくりと、その力でロッドを曲げてくれるのです。
よってパワーロスも無く、小さな力を加えるだけでラインが飛んでいく様になるのです。
基本レッスン 2-1
&
基本レッスン 2-2
ループ形状の基礎を学ぶ と ラインベリー (ローアーレグ)の形状
へ続く!
基本レッスン 3
ロッドティップを止めるその技!
ドリフトなんて不要な物なのです。