TP88 World

Hookテストとkeisukeの挑戦!


2008年 7月 9日から いろいろなテストと修行をかねて
ヘンリーズフォーク&ミズーリーリバーへ行ってきます!

 

ーーー バブルラバーウイングとスルーウイング ーーー

 2006年は、ヘンリーズフォークにて、多くのギャラリーの前で

とんでもない大物をヒットさせました。(USA2006

 

 

 

このとき、ツイストウイングと交互に使用し、爆釣したがスルーウイングのパターンです。

この透明なウイングを再現出来るスルーウイングは最強です!

このウイングを開発した時、「これ以上のウイング材は生まれない最高のものだろう」そう思っていました。

それは今でも間違いはないと思っておりますが、1パターンではダメなのです。

キャストしたフライにドラグが掛かってしまうような、自分がミスを犯した時に、「これは偽物である」と鱒にフライを記憶されてしまい、次からは見破られてしまうからなのです。

1投目から100%完璧にフライを流し続ける事は不可能ですから、いくつもの必釣パターンは必要になるのです。

過去に私が開発した、今でも通用しているパターンがあります。

その代表といえるのが

これらのフライパターンです。

この形状製作方法を考案した時は、「これぞ最良のもの!」「これ以上のパターンは先にも後にもない!」そう思いました。

これらのパターンは、スレている有名ポイントで 本当によく釣れいましたし、今でも釣れています!

デルタウイング・イマージャー  ツイストウイング・イマージャー

余談ですが、ツイストウイングイマージャーは1990年代に開発され発表したのですが、その当時は、多くの方が使用し皆さん爆釣したのですが、釣りで有名な方々は、あまり使用していませんでした。ここ最近になり、ツイストウイングをパクったパターンを、ボディだけ替え、ウイングの素材だけ替えあたかも自分のオリジナルとして発表している方々が多いようですが、今になって、このフライ形状の凄さが解ってきたのかと、笑って見ています。オリジナルではなく、ツイストウイングという名前で使用して欲しいですね!

後にも先にもこれほど釣れるパターンは、私からは生まれないだろうと思っていたのですが、世界的大ヒットのスルーウイングが生まれ、そして、もう 最先端は、バブルラバー・ウイングなのです。

透明というものはこのパターンには無いので、スピナーはスルーウイングを使用し、ダンは、バブルラバー・ウイングで効果を試してきたいのです。

バブルウイングは、マッチング・ザ・ハッチのメッカで通用するのか?試してきます。

 

ミズーリーは、今年もトライコがスーパーハッチをしているだろうか?   今回も、またこのキャビンでお世話になることにしました。

 

 

ーーー TP88 World ーーー

今回は、このフックのテストも兼ねてのことです。

このフック TP88は、今年、イタリアから注文があり、World 仕様として少し太軸のレインボーの走りに耐えるものを製作しました。

イタリアの方達がTP88の、この形状などに大絶賛!

ヨーロッパのトラウトには少々軸が細すぎるということで Worldを製作したのです。

日本でのヤマメやアマゴをメインに考えられ、魚のサイズとしては、これら魚種は尺(30cm)が大きい方ですが、世界はサイズがあまりにも違いますからね。

 

2008年 TP88 World ヨーロッパで発売です!

このTP88Worldを使用して、バブルラバーウイングのフラブをタイイングしてみました。

今回製作したのは、フラブ Flav-Dun 

ボディーをダビング材で製作し、 ウイングをカット、 瞬間ボディーコートを塗り

ウイングを乗せる、 上からボディーコートを少々塗りウイングを固める、 ポストを着ける、完成!

メチャクチャ簡単! スピーディー!

ウイングは、少し大きめに製作し、現場で、流下する水生昆虫のサイズに合わせ、クリッパーでカット調整!

こんな、現地での微調整が出来るフライは、過去にないパターンです。

 

スルーウイングと交互に使用すれば、最強のパターンの一員になれるはず!

このフックで、ヘンリーズフォーク&ミズーリーで、水草の中で何処まで耐えられるのかをテストしてきます。

そして、 バブルラバー・ウイングの効果もテストしてきます。

 

そして、さらに試したいことがあるのです。

それは、最新のロッドのテストです!

 

K・Bullet  LS#2  と  LS#3  です。

このロッドが、マッチング・ザ・ハッチのメッカといわれる場所で、何処まで通用するのか?

まずはヘンリーズフォークで、LS#2 で挑戦したいですね!

 

 

最新のフライボックス

最新のフック

最新のパターン

最新のロッド

まだ他にも、試したいものがあります。

(それが順調なら、帰ってきたら直ぐに意匠権登録に行ってきます)

 

 

そして、最後に、今回、21歳になる息子を連れて行き、徹底的に杉坂研治の考え方を教え込む予定なのです。

彼は釣りを12歳からやっていませんので、全くの初心者です。

キャスティング、立ち位置、流し方、やりとり、タイイング・・・・・・・・・

 

教えることが多すぎて、自分の釣りは思うように出来ないと覚悟はしています。

でも、しっかりといろいろなもののテストは行ってきます。

 


 

 

第2章  2008年USA へ続く!