鱒の飼育日記 その14
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2006年 11月17日 開始
今回は、成功できることを信じ、再度挑戦 !
2007年 11月11日 (日) 蒲田川への寄付放流 ヤマメ約1,100匹 蒲田川へ 寄付放流に行ってきました! いろいろ大変な事がありましたが、無事に、寄付放流が成功!
しかし この魚たち 残念なことに、2008年3月1日 解禁日から2〜3日で、エサ釣り師に、ほぼ皆殺しとされてしまった! 渓流に放流するのは無駄なのか?
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ヤマメ(サクラマス)は、かなり大きく綺麗に育っています。 11月11日 (日) 蒲田川へ放流する魚たちです。
ニジマス メチャクチャに綺麗なままで、大量に育ちました。 まだ、ここに1トン以上います。 この鱒を、11月7日にまたまたトラポンへ1.000匹放流します。
それでも、まだ1万匹以上はいます。
今年は、養殖に挑戦し、大成功でした。
とてもたいへんな事と思いました。 養殖業者さん、ご苦労様です。
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今回育ててきたヤマメは、全てパーマークが出てしまい、そのことを専門の方々にお聞きしました。 すると、 アマゴでも、同じ卵をいくつかの養鱒上に分け飼育していくと、 その養鱒上の飼育条件により、銀毛が多くなる所とパーマークが多くなるところが出来てしまうそうです。
そこで、今回の魚たちを九頭竜川へ放流しても海に下る個体が少ない可能性から、今回の魚は、 高原川 支流 蒲田川に寄付放流する事に決まりました!
11月 11日(日) 2トンの保冷車に、活魚水槽、酸素&エアー装置を乗せ、 岡崎から養鱒上へ1時間 そこから蒲田へは4時間弱の長距離となりかなり大変なこととと思いますが、行く事に決まりました。 放流量は、1000〜1200匹前後 先日、宝山荘さんから、高原川漁協に放流許可をお願いし、許可がおりました。
せっかく育てた魚たちですから、蒲田で大きくなってくれる事を祈ります!
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今年、養殖していたヤマメが kencubeの事務所&研究室へ帰ってきました。 元気よくライズをして餌を食べています。
夜の光に対しての行動、俊敏さ、警戒心など、常に魚と一緒に生活をしていると 見えてくるものが多くあります。 これから、色、質に対しての研究をしていこうと思っています。
---------------- 驚き! --------------
昨年の11月21日 ヤマメの卵が到着し、あれから今日でちょうど11ヶ月になります。
孵化してから334日 移動のために、この15日間は餌を与えていなく、成長は止まっている状態と思うと 生後320日で大きな個体は30cm近く成長してしまうものと驚きました。
この個体は、臆病な性格なのか、なかなか角から離れられなく、餌を食べません。 だからなのでしょう。この家から出て行った5月27日からほとんど成長していません。
それとは逆に、ガンガン餌を食べている個体は、5月27日からの5ヶ月弱の短い期間で 10cmから30cm近く成長してしまうのです。 驚きです!
写真中央の大型 その頭の上にいる小型 同じ時に生まれ、同じ環境で育っていながら性格の違いでここまで差が付いてしまうものなのです。 適水温で豊富な栄養を与えていくと、簡単に尺を超してしまうということで、 これからは、山の渓流では水温が低下し大きな成長は望まれませんが、蒲田川のような温泉&地熱で水温が高い川へ放流すれば、これから解禁までの4ヶ月間でさらに成長し、40cm近い魚になっていても不思議ではないですね。 4月に20cm前後(80g〜100g)で川を下ったヤマメが、12ヶ月後、60cm〜70cmのサクラマスになって帰ってくるのです。 100gがたった1年で4kgへ! ロシアでは、1年で6kgになってしまう個体もいます。
そう思うと、この魚種はかなり急成長させることが出来る魚ですね。
川でも、水温が適した場所で、餌を十分に与えて行けば簡単に尺ヤマメが出来てしまうということですね。
そう言えば、尺アマゴや尺ヤマメが釣れる川って必ず毎年同じ川が多いですよね。 水温と豊富な餌がある川なのでしょう。
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この魚は、5月にトラポンから養鱒場へ移動した、昨年卵から育てた魚たちです。 アマゴは平均 尺 サイズ。 ニジマスは、2年で35cm〜40cmになってしまいました。 |
ニジマス、アマゴ、ヤマメと無事に今年は成長し、トラウトポンドへの移動が始まりました。
堰堤へ、ビニールシートでウォータースライダーを作り、放流! このときの水温は21度 少々高かったが、放流。
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これは、サクラマス(ヤマメ)の稚魚達です。 順調に成長していまして、大きなものは25cm位になってきています。 今のところ、銀毛はほとんどいなく、パーマークのでた魚ばかりです。 ニジマス ニジマスは、今年は順調で、1万匹以上が育っていまして、超過密状態になってきました。 大きなものは25cmを超え、来月には30cm位になると思います。
今のところ、病気も出なく、台風の災害もなく、順調に育っております。
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台風! こんな季節に台風がやってきて岡崎を直撃の予報が! ・ 直ぐさま、山の養鱒場の おじいさんから電話が入り「台風が来るから、池に来てくださいね!」って ・ 台風が来る前、夜明けから吹き荒れる山道を走り、行ってきました。
車ごと土砂災害に巻き込まれいないかと、心配して行きました。 ・ 少ししか水が流れていない川が溢れんばかりに、濁流が流れていました。
養鱒場の水の取り入れ口 取り入れ口には、材木が引っかかり、その上に落ち葉が被さり そのままにしておくと、さらに土砂が被さり、取り入れ口を完全に封鎖してしまうのです。 自然は凄いです! ・ いろいろな道具を持ち、引っかかった材木を取り除きに行くのです。 コンクリートの塀の上に立ち、大雨降りの中です。 めがねに水滴が付き、前は見えにくく、一つ間違えると・・・・・・死との背中合わせ! 横は濁流、前は吸水口、どちらも落ちたら最悪の事態。 そう思うと、ビビってなかなかコンクリートの上に立てません。 ・ おじいさんは、現在84歳で、今まで毎回台風が来るとこの作業を真っ暗の夜中でもやってきたそうです。 一度足を滑らせて、前の吸水口に吸い込まれそうになったそうです。 ・ おじいさんは84歳ですから、今回は僕がやらなければね! 必死でした。 この写真は、だいぶ楽になり、落ち着いてきた頃の写真です。 台風のピーク時は、必死でして、写真を撮る余裕はなかったです。
川の吸水口から引かれた水は、落ち葉などと分ける池へ行く ここでまたまたフェンスがゴミでいっぱいになり、水が溢れ、ここも掃除をしなければならないのです。
2年前、ここが壊れ、水が養鱒場に行かなくなり、鱒は大量死した。 2005年7月14日の大事件現場。 このときは平水の水量です。
ある程度ゴミと分けられた水は、水路で養鱒場へ!
ここで、かごに水を落とし、ゴミを取るわけですが、 一瞬にして、かごは目づまりし、溢れ出す。
水はこの網を通って、池へ入っていくのですが、ゴミがつまり 大洪水になってしまうので、手作業でゴミを取り除きます。
取り除いたゴミ 一つの池が終われば、次の池の網がつまり、大雨の中、大忙しです。 メチャクチャに疲れました! 大変です。
鱒を育てるということは、とても大変なこと。 実感しました。
このようなことを、養殖業者さん達は行って、鱒を一生懸命に育てているのです。
鱒は大切にしましょう。
そうこうしているうちに、稚魚池の、水の流れ出しの網が目詰まりし大騒ぎ! ブラッシングで、ゴミを撤去! ・ ・ 雨がひどくなると、ますますこの作業は拍車をかけ忙しくなります。 ・ ずぶぬれ ・ ・ ・ 何でこんなことしてるんだろう?って、思いもしました。 ・ ・ ・ 何でも経験しておかなければ、わかんないですからね。 ・ ・
必死でした。 ・ ・ ・ ・ ・
台風が去った瞬間、あれよあれよと、晴れてきました!
これで一安心。
帰りの峠道に差しかかった時、岡崎の町が見え、幾度となくかようこの道ですが、町が見えるのは2回目。 台風で空気が綺麗になったのでしょうか? ・ これから、トラウトポンドの管理に行かなくてはならないのです。 ・ ・ 昼過ぎに台風が行ってくれ、助かりました。 ・ 翌日、 2007年7月16日 落ち葉などの撤去作業は、昨日に終わりましたが、まだまだ仕事は山ほどあります。
朝から、池にたまった泥の撤去作業です。 おじいさんにエンジンポンプを借り、これで、そこにたまった泥を吸い出すのです。 池に泥がたまっていると、 鱒たちに餌を与えるた時、水が濁り出し、餌を食べなくなってしまうのです。 バイ菌も湧くだろうし、綺麗にした方がよいのです。
ホースの先端は金属で出来た、掃除機の吸い込み口(T字型)のようになっていまして、 そこの泥を吸い出すのです。
ところが、 一筋縄ではいかなく、この機械旧式だからなのか、直ぐにゴミが詰まって吸わなくなってしまうのです。 そして、エンジンもなかなか掛かりにくく、2時間で終わるはずの掃除が、6時間も掛かってしまいました。 エンジンをかけるのが大変、 全身筋肉痛になってしまいましたよ。 この日、朝2時半から起きてkencubeの仕事して、夕方からは本社会議で夜8時まで・・・・ 昼食も食べることが出来なく、大変な1日でした。 サクラマス(ヤマメ)
現在サクラマスたちは、20cm〜10cm位に成長しています。 ニジマスは、平均15cm ヤマメは大きくなる物とそうでない物との差が大きく、 大きくなる物はニジマスより早く大きくなるようです。 養殖をしてみて、つくづく大変なことが解りました。 今のところ、発病はなく、無事に育っていますが・・・・・・
育てる方達はたくさんの苦労をして育てているのです。 その割に鱒は安価で取引をされているから不思議です。
キャッチ&リリースが増え、釣れる釣り場が多くなればいいのにな〜って、 つくづく思いました。
皆さんも、鱒は大切に扱いましょう。
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車は、鱒の生臭い臭いが漂い、最悪の状態になってしまった! |
昨年の鱒をトラポンから移動 デリカの中にコンテナーを入れ、水がこぼれないようにして、 大型のビニール袋へ水を入れ、氷を入れ、水を冷やし鱒を移動してきました。 その数は、30匹くらいですが、トラポンでは、鱒が賢くなり網では捕獲できず、 あと少しの数ですが、残りは釣るしか方法がないのです。 そこで、ペレットをまき、鱒を寄せ、釣って回収したのです。
30匹前後の数ならば、トラックは必要なく、この方法で過去何度かはこびました。 ・ ・ しかし、養鱒場への移動中、このコンプレッサーが停止してしまったのです。 ・ ・ その原因は、 12ボルトから100ボルトに変換するこの機械のトラブルです。 約30匹の鱒たちは、30分を過ぎた頃酸欠状態でアップアップ! そのことに途中で気づき、車をジグザク運転して、
このまままでは、鱒たちは全て死んでしまうと思い、 ・ ・ ・ 緊急事態です。 酸素ボンベはなく、エアーだけを頼りにしていた物ですから、そのエアーが止まってしまっては、絶体絶命! ピンチでした。 ・ しまった!・・・・・ ・ どうしようもない! ・ ・ ・ そう思い諦めていたとき、ふと思い出したのです! ・
大原商事です。 あの瞬間ヘッドセメントの大原商事です。 ・ ・ ・ そう、以前、大原商事が開発している酸素の錠剤が、車の中のシートの脇にあったことを思い出したのです。 ・ ・ 車を止め、大急ぎで酸素の錠剤を探すと、出てきたのです! これです!
酸素の錠剤と、車を揺らすことで、鱒は無事1時間の道のりをクリアーしたのです!
山の養鱒場に着いたとき、鱒たちはメチャクチャ元気! 捕まえるのがたいへんなほど。 元気よく養鱒場で泳いでいました。 1時間後には、ドバドバ餌を食べていましたので、安心しました。 車の中は、水浸しです! でも鱒が生きていてくれて良かったです。
大原商事は、凄いね! この酸素の錠剤は、鮎釣りの時に大活躍しそれが車にあったことを思い出し良かったです。
鮎釣りを泊まりで行くときに、釣った鮎を、数多く生かしておくのに必需品です。
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山の養鱒場 サクラマスは かなり大きく育ちました。 |
サクラマス 稚魚たちは平和そうに泳いでいます。 逃げ出すことなく、無事でした。
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サクラマスの移動 サクラマスの稚魚たちも、我が家で飼育するには気温が上がりしかも大きく育ってきて限界になり 山の養鱒場へ移動することになりました。 かなり大きくなってきていまして、大きなものは10cm位になりました。
活魚輸送車(会社の冷蔵車を改造)に水槽を積み込み 水を入れます。
ポンプで水を吸い出します このサイズで平均より少々小さい位です
ジェルソンに手伝ってもらい、大急ぎで活魚車へ全ての魚を入れ、 酸素とエアーを入れ、移動しました。 我が家から、山の養鱒場まで1時間の道のりでした。
池に余裕はなく、おじいさん(オーナー)のブラウンを飼育している池の後ろを借りることにしたのです。 仕切網の下流側です。 そこへ大急ぎで稚魚を移動させると・・・・・・・・・・・たいへんな事に! この仕切網の下は1〜2cmの隙間があって、そこからサクラマスの稚魚はブラウンがいる仕切側へ入ってしまったのです。 しかもかなりの数です。 ブラウンは容赦なく、サクラの稚魚をボコボコに食べ始めたのです。 それを見た、私たちはジェルソンと大騒ぎ! あわてて生け簀に飛び込み、騒ぐと、ブラウンは一気にビビって、サクラを食べなくなり、
材木、ぼろ布いろいろ試しましたが、どれも簡単に外れてしまいます。 そこで、思いついたのが、金網の古い物を帯状に切り、重ねて隙間に突っ込む方法でした。 これで完璧と思ったら・・・・・・・・
今度は下流の仕切に小さな隙間があったらしく、下の川へサクラマスが少しですが逃げ出してしまったのです。 板とコンクリートの隙間に金網を入れ、策を2重にして完璧です。
輸送とこの作業で、体はへとへと。
疲れました。
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昨年の鱒たち かなり多くの鱒たちが移動できました。
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昨年の魚たち 昨年育てたニジマスをトラポンから移動です。 夏はトラポンの水温は上がり、飼育できないからです。 この引っ越しがたいへんで・・・・・ 稚魚から丹精込めて育てた鱒ですから、めちゃくちゃに綺麗です。 今年は、500kg 移動させる予定です。
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昨年の魚たち ニジマスの隣の池を掃除しました。 1年分の土砂がたまっていて、1日掛かってスコップで掻き出しました。 全身筋肉痛です。 養鱒場の仕事はたいへんです。
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ニジマス 山の養鱒場では、水温も上がってきて ニジマスたちは元気よく泳いでいました。 今のところ、IHN の発病はなく、元気です! |
水温10.1度(養鱒場) ニジマス 山の養鱒場へ様子を見に行ってきました。
水温も日中になると7度から10度になり、餌をたくさんもらって 元気に稚魚たちは泳いでおりました。
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水温15.1度 ニジマス おじいさんの養鱒場からの連絡はなく問題は起こっていない様子。 13日に一度見に行ってきます。 サクラマス 急成長しています! 大きなものは10cmを超え、どんどん巨大化してきています。 大型の個体は銀化しなくヤマメになってしまうので、頻繁に選別し 小さな物と分けて、ニジマスがいた池へ大型魚を移し、FRP水槽に小型魚を入れています。 このまま秋まで飼育すると、ほとんどがヤマメになってしまうかも?
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水温 3度 ニジマス 突然寒波がやってきました! 水温は0度、 雪が降り池が凍り始めました。 その結果、いくつもの鱒が死にました。 まだ、移動が早かったのかも? まさかここに来て寒波が来るとは思ってもいませんでした。 大半の鱒は元気に泳いでいますが、水温が3度とは! 成長が遅れそうです。
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水温10.1度 ニジマス 14日は山の養鱒場の池を掃除に行ってきました。 ここ最近の寒波で水温は3度! しかし、今しかないと決め、15日の引っ越しを目指し掃除して水を張り準備をしてきました。
3月15日 ニジマスの引っ越しを決行! トラックに積み込み、引っ越しをしました。 忙しくて写真など撮る間もありませんでした。 サクラマス 養鱒場のおじいさんから、選別機をお借りし、選別して、 ニジマスがいた池へ大型魚のみ移動させました。
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水温11.1度 ニジマス ニジマスはかなり順調に育っています。 水槽が過密状態に近くなってしまったので、早急に山の養鱒場へ移動しようと思っています。 サクラマス 稚魚は順調なのですが、サクラマスは食の細い物と大食らいな物の差が激しく、とんでもない現象が起きてしまいました。
大きなものは7〜8cmにもなっており、ここ最近鱒の数が激減したことに気がつき よ〜く水槽を見てみると、 大型の稚魚が小型の個体を連日食べていたのです。 他の稚魚を食べ、急成長している様子。 驚くほどデカイやつがいました。
あわてて、網で稚魚を捕まえ、かごに入れ、大型の物見を選び出しました。 そして大型の物を別の水槽に移しました。 共食いの凄さには驚きました。 今現在は、数千匹になってしまったようです。
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水温11.5度 ニジマス 水の回転が弱かったので、装置を改良 パイプを購入し、水の吐き出し口(右奥)をさらに奥へ持って行き 左の排水口は手前に持ってきて、水を回転しやすくした。 6cm位に成長しました。 サクラマス かなり大きくなりました。 5cm位のもいます。 そこで、
今日より餌を大きくしたのです。
孵化後 この細かい餌を与えていました。 そして、今まではこのEP4 がメインでした。 サクラマスは未だこの餌がメインです。
そしてニジマスはどんどん大きくなってきていますので 1Pのペレットを今日から与えました。 粒が大きいので、ますます急成長すると思います。
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水温11.3度 ニジマス かなり順調に育っています。 稚魚用の餌 EP4の在庫が少なくなったこともあり 今日、1Pのペレットを注文しました。 過密なようですが、毎日、ヒレの状態を観察しています。 今のところは完璧! メチャクチャな数ですが、今年はどこまで生き残るのか?
サクラマス
サクラマスも順調に育ってきています。 しかし水が回転しにくく糞がたまりやすいため新しい装置を作りました。 右上角と左下角にパイプを立て90度コーナーを取り付け、パイプが水面で直角に曲がる物を作り、 エアーはパイプの中で上に上がりますので、その時に水も押し上げるのです。 そして、直角に曲がったパイプ、水面方向に水は押し出され、水に回転を与えるのです。
そして中心に集まりやすくなった糞は、同様の考えで、長いパイプを糞の集まりやすい位置に設置。 水と糞をエアーで吸い上げ、この網の仕切側へ糞を運ぶのです。 浮遊していた糞の細かい物は全て編みの仕切側へ運ばれ、綺麗になりました。
パーマークも見え、ヤマメらしくなってきています。
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水温11.5度 ニジマス 装置改造! とりあえず考えはしましたが、まずは行動が第一! そこで、排水を50mmのパイプで2分し池の左右に分けました。
前はホースと配水管で2分して水を流していたのですが、今の方が効率はよいですね。 ただし、水位変動に伴う融通がきかないので、 パイプのいろいろな長さのものを用意しなければならいです。 いろいろ考えながらやってたら結構うまくいきました! 左右の白丸から水が出て、水は右周りに回転し、糞は中心に集まります。 そこで、エーハイムの水中ポンプで糞を吸い上げ、隣の沈殿槽へ運びます。 鱒は水に逆らい、元気よく泳いでいます。
サクラマス
かなり順調です! サクラマスはニジマスに比べかなり臆病な魚です。 近づくとメチャクチャに逃げ回ります。 よってあまり騒がせない方がよいと、近づかないようにしていたのですが 今日 1匹死んでいたのでそれを捕獲したのです。 体長は4cm これが平均サイズです。 先日、2.5cmと書き込んでしまいましたが、4cmが平均 大きなものは4.5cmはありますね。 このままだと、水槽が小さくなってしまうかもしれません。 早めに放流した方がよいかも?
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水温11.0度 ニジマス 順調に成長し、大型の個体と小型の個体の差がさほど無くなり、友達を食べる個体が見られないようになりました。 9日間留守をしてその間に妻の父に餌を与えて頂いていたのですが、だいたいの餌料を伝えて 1日2回与えて欲しいと依頼したのです。 帰ってきて水槽を見て驚き! 餌が底にびっしりと沈み、水はどろどろ! 魚はふらふらで今にも死にそうな状態。 餌を与える量が多かったらしく、そのところが解らない父は私から言われた量を忠実に与え続けてくれたのでです。
すぐさま、ポンプで底にたまった腐った餌を吸い出し、腐った水をぎりぎりまで捨て、必死で作業をしました。 翌日には、綺麗な水になり、元通りです。
そこで感じたことですが、余るくらいの餌を9日間与え続けた結果、鱒は急成長していたのです。 大きなものは体長5cmになっていました。 今年はかなり成長が早いです!
そこで、魚が大きくなってきたので、水深を深くした方がよいのですが、そうなると水が回転しなくなってしまうのです。 そこで、近日中に水道管を購入し、新しい装置を作ることにしました。 どのようにするかは今思案中です。 サクラマス
心配していた水カビも収まってきており、今のそのまま様子を見ている状態です。 体長は現在2.5cm位になりました。 これも順調! 4月には九頭竜川に放流できそうです!
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水温11.1度 ニジマス 写真右角にいる鱒が悪い奴で、他の鱒の味を覚えたみたいです。 連日小型の鱒をくわえ込み、朝見ると必ず口からしっぽが出ているのです。 あまりにも目に余るようならば、お仕置きをしなければなりません。 隣の水槽に隔離して、餌を制限して体長調節することがベスト。成長を他の鱒と同じにするのです。 他の飼育池があるならば、大きなものばかりを移動させ飼育することがベストですが、ここでは無理です。 さあどうしたものか、少し様子を見てみます。 サクラマス 問題が発生! 稚魚の数匹が、綿カビ病になっていました。 ニジマスには無かったことです。 このまま少し様子を見ていますが、病気は広がっていくものなのか心配です。
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水温11.8度 ニジマス ニジマスの体長は2〜3cmになり、大きなものは小さな鱒を食べ始めています。 水の回転装置は順調で、沈下した餌を再び外周へ流し、また餌は回転して中心に集まる。 その間に鱒たちが餌を捕食し、ほとんど無駄なく捕食されています。 完璧です。 中心部分には糞を吸い上げ除去するポンプをも設置。 円形水槽で飼育したら良いなって思いました。 鱒たちは、ものすごい勢いで成長しています。
サクラマス
新しく水中ポンプを購入し、池から新しい水を送り込み、水温低下を防いでいます。 大半の鱒がえづけに成功し、どんどんと大きくなってきています。 平均体長は2cm、いまのところかなり順調に育っています。
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水温12.5度
ニジマス ニジマスも水槽から池へ放流。 そこで考えたのがこの装置! 池を半分に仕切り、正方形に近い状態にして、左の排水口から出る水を2分し、 こうすることにより、水は右回転にくるくる回るのです。 中心部分には、配水管パイプを1mでカットし、中でエアーレーションを行い、 池の水の回転する中心部分にこの配水管パイプを設置するのです。 こうなると、 稚魚に与えた顆粒状のペレットは、回転しながら稚魚に補食され、 沈澱したものは、底を転がり中心部分に集まってくるのです。 そこで、普通ならば沈澱してしまって、腐ってしまうのですが、 エアーレーション配水管に吸い上げられ、中心より1m外側に放出されるのです。 すると、餌を多めに稚魚たちに与えても、餌が腐ることなく、無駄なく稚魚に与えられるのです。 これで、餌が沈澱しなく安心です!
サクラマス 稚魚たちのヨークが吸収され浮上してきたので、 卵が大きいせいで、稚魚はニジマスと同様の大きさです。
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水温13.3度 サクラマス 孵化装置の中でかなり大きく順調に育って来ています。 もうすぐヨークが全て吸収されるとおもいます。 そこで、中には早いものもいるだろうと、今日餌を少し与えてみました。
ニジマス 餌の溜まりも全くなく、メチャクチャに順調です。 かなり大きくなりました! 今日から餌を1段階大きいものも混ぜて与えるようにしました。 |
水温13.1度 サクラマス
ニジマス このニジマス飼育装置ですが、水槽の底に、えさと稚魚が固まり 15分おきに吹き出した水は、沈澱した餌をかき回氏浮上させる。
この写真は8日のもので、左角に沈澱した餌と稚魚の固まりが見える。 かき回された餌は、捕食され残りはオーバーフローししたの水槽へ 発砲スチロールの箱で水を受け、中心に穴を開けパイプを接続。 したの水槽に噴出される仕組み。
下の水槽で噴出する水は、一番そこが望ましく、パイプを底まで持って行く。 噴出され水はエアーでかくはんされ、餌が沈澱しにくくなるシステムです。 即興で考えたのでどうなることか?
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水温13.2度 サクラマス
だんだんとお腹のヨークが小さくなり動き回るようになってきました。 ニジマス かなり多くの稚魚が浮上しだし、元気に泳いでいます。 えさは稚魚用を3回与えました。
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水温12.8度 サクラマス 大型の水槽を借りて来まして、庭に設置。 家族からブーイングが・・・・(おいた者の勝ち) 排水用のパイプを購入し設置 かなり広い水槽です。 これでサクラマスを育てる予定です。 まだ後、ポンプとか排水設備を完備しないといけないです。 ニジマス 日に日に浮上しだし、元気に泳いでいます。
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ニジマスの稚魚は浮上しだしてきたので、稚魚用のえさを与え始める サクラマス 到着後3日目から孵化をしだし、 完全に孵化をした。
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2006年11月21日 ヤマメの卵が2万粒到着 大型の発砲スチロールのボックスで孵化装置を制作。 この発砲ボックスは、鮮魚市場でマグロが入ってきたもの。 ゴミとして処分されるものをいただいてきて、底に水切り穴があり その部分をホームセンターで発泡ウレタンスプレーを購入し、穴埋めして利用! エアー(キンギョ用のぶくぶく)と少量の水を足し、飼育。 皆さんが飼育する場合は、キンギョ用の水槽でできます。
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2006年11月21日
孵化を始めだした。
孵化した稚魚はトレーの、ざるの目から下に落ちるシステム したにたまっているのはヨークを抱えた稚魚!
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2006年11月17日 ニジマスの卵が宅急便で3万粒届いた
早速に、孵化槽に水を張り、水槽を入れる。
卵はイソジンで消毒 トレーに入れる ふたのトレーをかぶせ輪ゴムで止めフロートをつける
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