基本レッスン 1 理想とする美しいループ!の形状を覚えましょう(フォルスキャスト)
基本レッスン 2 ループ形状の形成の基礎 ループの形状はどこで作られているのでしょうか?
基本レッスン 3 ロッドティップを止めるその技! ドリフトではなくホールでロッドを静止する。
基本レッスン 4
ロッドの振りとホールホールのタイミングについてレッスン3で勉強をしてきましたが、次は、ロッドとホールの振り幅についてレッスンしていきます。
フォルスキャストで必要とされるのが、直線的なループです。しかも、出来るだけ遅く、シュートに移るタイミングが少しでも長くなるよう
落下しない程度に遅く、スラックが無く直線的なループが理想です。
今まで多くの方のレッスンを行ってきましたが、大半の方が、ホールを大きくすると、ロッドの振りも大きくなってしまう方が多いようです。
私が考えるには、ロッドとホールのパワーは、たして10とするならば、
ホールが7 ロッドの振りが3 または ホールが6ならばロッドの振りが4 と言うようにならなければならない。
「ホールは遅らせて大きく引く」と言うことを意識してキャスト練習を行い、今まで通りにロッドを振ってしまうと、オーバーパワーになってしまう。
ホールを大きくするならば、その分、ロッドの力を抜く。
なかなか難しい事なのですが、なれてくると、どちらも強弱自由に行えるようになるのです。練習です。
ここで勉強したいのは、ロッドを振らないように心がけ、ホールだけでラインを飛ばすよう心がけるのです。
初めは、テーリングが起きてキャストは難しくなりますが、練習を続けていくとだんだんと慣れてきます。
ホールをメインにしてキャストが出来るようになったら、ロッドを持つ手に余裕が生まれ、ループをコントロールしやすくなります。
テーリングが起きるならば、リストを使いロッドティップが弧を描くようにして修正を行います。
ロッドをたくさん振っていないので、コントロールがしやすく、振り始めにリストを使用した方がよいのか、中間なのか、振り終わり直前なのかを
振り試して、ループが直線になるのはどの位置でリストを使用した方がよいかを探っていくのです。
ロッドティップが直線に動くようになれば、ループは必ず直線になります。
ロッドの調子、ラインのウエイト 長さ でベストな力の位置が変わってきます。
必ず、自分のループを見ながら練習することが必要です。
片手でラインとロッドを持ち、ホール無しでキャスト。
これらの写真は、ホールをしているときの写真です。
ラインの距離はかなり違い、ホールをしているときはロングキャストになっております。
しかし、ロッドの振り幅は変わりません。
ループは、40ftの 「片手でラインとロッドを持ち、ホール無しでキャスト」と変わりないループで、綺麗なスラックのないロングキャストが出来ております。
ロッドを大きく振ると、ループは大きくなり、ラインは落下しやすくなります。
40ftでキャスト練習したことを、繰り返して行い、ホールをプラスして、ラインを長く伸ばしていく。
ホールの大きさは、ラインの長さと比例して
ラインが短いうちは、小さく、ラインが長くなれば大きくします。
ラインが長くなれば、伸びていく時間が必要になり、キャストするタイミングは、段々と遅くなります。
20m近くラインを出してフォルスキャストが綺麗に出来るように練習しましょう!!
いきなり長いのは無理です。
40ft 12mの 片手でラインとロッドを持ち、ホール無しでキャスト から始めて
15m、16m、17m・・・
徐々に伸ばしていくのですが、必ず綺麗にキャスト出来るようになってから長く伸ばしてください。
ロングキャストのフォルスキャストが出来れば、次はシュートです!!
基本レッスン5 シュートに続く!
40m越えを連発するテクニック!