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2010年5月 フロリダ キーズ

ロングキーに滞在し、各国のエージェントと一緒に釣りをしながら

K・Bullet 南米&北米販売について話をしてきます!

 

久々のターポンに挑戦です!

今回も究極に難しい場所で、サイトフィッシングでターポンを狙ってきます。

多く時間はないので、釣るのは難しいと思いますが、頑張ってチャレンジしてきます!

 

 

前回のフロリダ釣行記

 

その2、クロマグロ

 

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以下の報告は、現地から、毎日状況をアップ致します!

ソルトウォーターフライフィッシングのメッカ!

アメリカ フロリダ キーズ

この聖地ともいえる場所で、

しかも

フラットへ回遊してくるターポンをサイトフィッシングで狙う!

最高に難しい釣りですが、最高のステイタスなのです。

6年ぶり・・・・

今回もターポンの顔を見る事が出来るのか?

2010年 5月14日 日本出発!

 

    5月14日 と 15日の 報告

 

 5月16日  17日の報告  強風、大波 これから出撃してきます。

 

修行

 

甘い!まだまだ甘い!  ひたすら努力するしかない!   この世界は、半端ではないのです!

 

 アイラモラダ

ソルトウォーター フライフィッシングのメッカ

フライフィッシングの頂点にここはあり

パシフィックオーシャンのサイトフィッシング狙うターポンは頂点の魚なのです。

努力あるのみ!

この厳しい状況の中、私たちは5時間以上戦いました。

ターポンは、3匹、遥か沖を通過していったのみ。 過酷な状況です。 少し船酔い、体調不良になっています。

これも修行ですね!


 

5月18日 と 19日の報告 

どへたくそ!

 

5月20日の報告

今日は、南米から友人が来るために、ジェルソンはマイアミ空港へ早朝から向かえに行った・・・・・

だが、ドラマはここから始まった!

 

そして、さらに!

でかい!

半端な大きさではない!

この水しぶきを見てください!この状態から 誰でもがとんでもない大物であることがわかるでしょう!

とんでもないドラマがあったのです! 信じれないことが起きたのです!

この魚は、約2m 推定140Lb以上あるサイズです。

詳しくは、帰国してから詳しくアップします!

驚きです!

これはすごかった! 水のくぼみ!  水しぶきの大きさ! 半端な大きさではなかった!

 

これは、もう!魚ではない!? 魚というよりは、猛獣という表現の方がベストな

少し怖い!  というのが正直な思いだ。


2010年 5月23日

無事に帰国しました!


今回の ターポンフィッシングですが、

過去最悪の気象条件の中での釣りでした!

 

やはり

 

フロリダ キーズの フラットでのターポンフィッシングは、甘い釣りではなく

修行そのものです。

 

 

瞬時の判断、冷静さ、キャスティング技術、リトリーブ、

さらには、

フッキング、ファイティング・・・・・・

 

学ぶ事はとても多いのです。

 

 

 

 

ユウタロウは 連日 叱られながらも 必死で覚えました。

この世界は甘くないのです!

誰よりも早く覚える事がベスト!

ジェルソンは26才で、この釣りの勉強をしました。

27歳の時には、フラットボートを購入し、ハイシーズンの2ヶ月間 毎日フラットボートで釣りをしたのです。

始めは、ガイドを頼み、勉強。その後、自分で行き復習するのです。

ガイド費だけでも100万円以上掛かったそうです。

あれから、数年が経ち、ジェルソンはかなり腕を上げました。

この釣りを極めるために必死になって覚えた事を、「ユウタロウお前に全て教えるよ!」

「オレ!26才で始めた!」

「27才で覚えた!」

「ユウタロウは25才ですね!」

「オレより早く覚える!」

「いいよ!手伝うよ!」

「オレ!教えるゾー!」・・・・

 

短時間で覚えるためには、厳しくなりますが、教える方も必死でした。

 

ユウタロウはフライフィッシングを始めて1年。

まだ早い?・・・・

いや、年数などは関係ないのです。

 

覚えなければならない事を的確に教え、徹底的に覚えさせる!

早くに覚えた方が絶対に有利です。どんな魚に対しても、自信が全く違ってきます。

 

私も長年釣りをやっていますが、まだまだ覚えなければならない事だらけ!

まだまだ未熟です。

 

 

ユウタロウを連れて行き、ちょっと強烈過ぎたかな?って心配していましたが、

この強烈な修行のなか、「この釣りは、オレに合っているかも?」 「この釣りは、かなり楽しいね!」

そうユウタロウは言いながら、ジェルソンに解らない所を一生懸命聞いていたのです。

 

やる気です!


 

そして、最終日の前日、5月20日 !

 

上記にもありましたが、

 

私は、午後から、ようやくやってきた1チャンスを逃すことなくヒットさせる事が出来ました!

今年は、この感動を味わうことなく帰るのであろうと、覚悟をしていたのです。

この釣りは、甘くないのです。

最悪の天気で、まともに釣りが出来ない。

限られた時間のなかで釣るためには必死でした!

 

ブログのように、毎日の状況をアップしていて、

釣れなかったらどうしよう?

そんな不安があり

何とかしなくては!と、とてつもなく重いプレッシャーが掛かっていたのです。

 

ヒットした瞬間、心臓が破裂しそうでした!

リールがフル回転して、2〜3回ジャンプした時、

これで、バレないだろうと、少し安心しました。

 

サイトで釣る ターポンはやはり 凄いです!

 

 

 

 ヒットした瞬間、一気にラインは出て行く!

 100m 200m・・・・・

 強烈なジャンプは繰り返された!

 

 ボートで追いかけ引き寄せる

 強烈に暴れて、一気に走り出し、100m以上のラインが引き出される!

 この繰り返しをする事40分

 延々と40分間も、この引きに耐えるのです。

 この姿勢で!

 手はしびれ、筋力は低下。

 

 

ここからがたいへん。

通常は、リーダーがロッドティプに入った時点で、キャッチとして

釣りは終了。

ガイドは、リーダーを持ち、引っ張ってカット!

キャッチしようとすれば、ここからさらに30分以上は掛かってしまうのです。

ターポンが大きければ、死ぬ可能性もありますので、

ここで終了することが多いのです。

 

私たちも急いで、キャッチしようと試みましたが

最後の最後で、フックが外れリリースとなりました。

 

まあまあ良いサイズだったね。

水からその巨体を出したかったのですが・・・

ボートから見るよりも、驚くほど大きいのです。

この魚は中型で、約70LBくらいでしょうと言っていましたが、

かなり強烈な走りをしてくれ、体はボロボロでした。

この釣りは、若くないと出来ないですね。

 

 

 

今年の新作フライです。

 

その後

ユウタロウがトップに立ち、釣りを始めたのです。

この何日間、何度も叱られながらも、多くの事を学んだ。

その学んだことを、テストするチャンスなのです。

 

 

 いろいろな事を覚えました!

 キャスティング、ラインの処理、リトリーブ、フッキング・・・・・

 

 ジェルソンの目は、恐ろしく見えるのです!

 「来たよ!」 「右」 「1時」 「キャストして・・・・」

 「トゥイッチ! トゥイッチ! トゥイッチ!・・・・」

 

「ジー!」とリールが泣き叫んだ瞬間!

「ドバ ドバ ドバーン!」

「キター!」と叫ぶユウタロウ!

一瞬でした。

走った瞬間、ボートの直ぐ横で、巨大なターポンがジャンプしたのです!

半端な大きさではありません!

 

「これはデカイ!」早く、ビデオ!ビデオ! カメラ!カメラ!・・・・

船上は、大騒ぎ!

「kenjiさんこれ凄いよ !これ大きいよ!」 ジェルソンまでも驚いた!

 

ヒット後、動画でも撮影してきました!

 

 

かなり短く編集しましたが  撮影時間は、45分もありました。

 

 

 

この格闘は延々と続きました!

  寄せては走られての繰り返し!

 

 45分後 ようやく巨体は目の前にやってきました!

 ロッドティップにリーダーが入り、直ぐ目の前に来たのです。

 

 しかし、巨大なヒレは水を一掻きするだけで、一気に走り、

 またも引き寄せる事の繰り返し。

 ここまで大きいと、ハンドランディングは、かなり難しいのです。

 

 100LBのショックリーダーは、耐えきれませんでした。

 ロッドティップに、リーダーが入った時点で、ターポンはキャッチなのです。

 

本当は、ジェルソンみたいに、ボートの上へ上げたかったのですが・・・・

次回、挑戦します!

 このターポンは、Longキーで上げた 150LBです。

  K・Bullet WT #12 使用!

2010年 5月 21日 

今年の 私たちの ターポンへの挑戦 は、終わった!

 

今回の旅の、最終日 21日は、晴れた!

この日は、交代でターポンを狙ったが、全く見向きもされなかった。

でも、楽しく、プレッシャーを感じなく、心から笑って過ごしました。

K・Bullet WT #11

このロッドは、ターポンを釣り開発され、クロマグロなど多くの大物をキャッチしてきたロッドです。シイラやマグロ、カツオなどを狙うには、最高のロッドです!

 

シエラ TX2 このリールのスムーズさは驚きました!しかも軽いのです!

1日振っていても全然疲れません!

ドラグ性能は最高です!

信用の置けるタックルです!

毎日の食事はユウタロウが作ったのです。

帰ると直ぐに、ジェルソンはパソコンで情報収集!

私は、このHPをアップしていました!

 この日は、朝から ひやむぎ

 最終日、夕日を見に、隣近所の方々が

私たちの家の4軒隣に 集まってきました。

ワイワイと楽しくお話しをして、美しいサンセットを見ていました。

この日の夕日は、最高に素晴らしく、

沈む瞬間にグリーンの光が見えたそうです。

そのグリーンの光りは、滅多に見る事が出来ないらしく、

皆さん興奮して話してくれたのです。

 

とても美しい夕日でした!

 

 

 

 2011年 5月 私たちは、またこの地を訪れ、

ターポンの修行に励みます!

 

この道を極めるまでは、幾度と無く通い続けるでしょう!

 

 

 

この経験は、 K・Bulletの開発やラインの開発に、大きく役立つ経験でした。

さらなる良い物を開発していきます。

ご期待ください。